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【RIZIN】那須川天心の神技に海外メディアやUFCファイターも衝撃、ニューヨークポストにも

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2018/05/10(木)UP

活躍が海外メディアからも注目されている那須川天心

 日本のキックボクシング界が誇る神童が、またも海外に衝撃をもたらした。

 5月6日(日)マリンメッセ福岡にて開催された『RIZIN.10』で、総合格闘家の中村優作(31=チーム・アルファメール・ジャパン)とキックボクシングルールで対戦し、2R1分42秒でTKO勝ちを飾ったISKAオリエンタルルール世界バンタム級&RISE同級王者・那須川天心(19=TARGET/Cygames)。

 この試合で那須川は中村から4度のダウンを奪ったが、中でも最初のダウンを呼び込んだ1R終盤の胴廻し回転蹴りを海外メディアや格闘技関係者が取り上げ、話題となっている。

那須川の胴廻し回転蹴りが炸裂する瞬間

 アメリカの総合格闘技専門の有名サイト『MMAjunkie』は、「若き打撃の天才は一体全体どんな神技を使ったのか?」という見出しの記事を掲載。那須川が胴廻し回転蹴りを決めた瞬間の動画を引用し、「19歳という年齢で、那須川天心はすでに地球上で最もダイナミックなストライカーの一人だ」、「新進気鋭のフライ級スーパースターの技術と創造性を知りたいのなら、彼の試合を見なければならない。その名前を忘れるな」など、その活躍に太鼓判を押した。

 また、アメリカの格闘技サイト『Combat Press』も那須川の試合動画を掲載。「19歳の天才が日本のキックボクシング界に十分すぎるほどの鮮烈さをもたらしている」とし、RIZINのキックボクシングトーナメント開催の可能性についても触れた。

ルンピニー王者ワンチャローンを一撃で葬った那須川のバックスピンキック。アメリカの有名格闘技サイトにより、2016年のノックアウト・オブ・ザ・イヤーに選出された

 なお、同サイトは2016年11月の『KNOCK OUT Vol.0』で、那須川が当時のルンピニースタジアム認定スーパーフライ級王者ワンチャローン・PKセンチャイジム(タイ)をバックスピンキック一撃でKOした際には、その年のノックアウト・オブ・ザ・イヤー賞に那須川を選出している(アメリカの有名キックボクシング&ムエタイ専門サイト『LiverKick』も那須川を同年の最注目若手選手に送るプロスペクト・オブ・ザ・イヤー賞に選出)。

 一方、個人の反響としては、アメリカの総合格闘技専門サイト『MMAFighting.com』の有名記者アリエル・ヘルワニ氏(35=カナダ)が、那須川の胴廻し回転蹴りについて自身のSNSに「私が今まで試合で見た中で、最も驚かされた動きだ」とコメント。さらに、現役UFCファイターのマイケル・キエーザ(30=アメリカ)も、自身のSNSに「プレジデントのために天心を」と綴っている(プレジデントは大統領や社長の意)。

アメリカの日刊紙『New York Post』のサイトにも転載された那須川の記事

 一般のメディアも那須川の活躍を取り上げており、オーストラリアのニュースサイト『news.com.au』は、「那須川天心がもたらすティーン・センセーション ——MMAが獲得した新たなスターはこの世のものとは思えない動きをやってのけた19歳の那須川天心だ」と題して報道。この記事はアメリカの日刊紙『New York Post』のサイトにも転載された。

 イギリスの日刊紙『The Sun』のサイトは、那須川の戦いぶりを伝える記事の中で胴廻し回転蹴りがヒットする瞬間のコマ送り画像を掲載。「現時点ではおそらく、那須川天心はそこまで知られていないが、コンバット・スポーツの世界においてはこれから彼の名前が最も見出しを飾ることになる」と評した。

 他にも、ロシアの通信社『Sputnik』、スペインの日刊スポーツ紙『MARCA』、イギリスの日刊紙『Daily Star』、ベトナムの大手メディア『Tin Tuc』などが、それぞれのニュースサイトで今回の那須川の試合を取り上げており、その反響の大きさがうかがえる。

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