マドレーヌ、肘は大丈夫? MMAとプロレス連戦でギブアップも「完敗してもやめない」
6月29日(土)東京・後楽園ホールにて開催された『DEEP 90 IMPACT』にて、しなしさとこ(42=フリー)に腕十字で負け、肘を痛めたマドレーヌ(メルヘン王国#FIGHTTEAMミチバ)が、何と翌日30日もプロレスに出場。今年デビュー30周年を迎える大ベテラン、伊藤薫(47)と対戦した。
マドレーヌが出場したのは女子プロレス『ディアナ』の川崎大会。100kg越えの伊藤にエルボー、ドロップキックと仕掛けるも跳ね返されてしまい、逆片エビ固めに入られると超重量級の下で身動きできないまま4分41秒でギブアップ。MMA、プロレス2連戦ともギブアップによる負けとなってしまった。
片エビ固めに入られたときには「本当に死ぬ、これで人生は終わりだと悟りました」とコメント。苦しさのあまりタップアウトしたという。
マドレーヌ、今回もレジェンドに粘りを見せたが、気になっていたのはMMAのしなし戦で伸びまくっていた左ヒジ。プロレスをやって平気だったのか。ヒジには黒いサポーターをつけている。
ヒジの状態を尋ねると「肘がすこし、溶けかけの生クリームのようになりました。ほかは少しだけ、顔がマシュマロに」と、独特な表現で説明してくれた。
実際は「(プロレスに支障が出ない程度に)サポーターでまかなえる範囲です」とプロレスラーにとってはこの程度の怪我は怪我じゃないと言わんばかりに語ったが、「ひどいのは心の傷だけ」と繊細さも見せた。
しかし、ハードな試合スケジュールに不安はなかったのだろうか。
「正直、最初は総合格闘技とプロレスの2連戦は不安がありましたが、プロテストに合格させていただいてからは覚悟を決めました。先輩方は2連戦、3連戦は当たり前、昼夜2試合することもあります。試合させていただけるということは幸せなことです」と、連日の試合に臨んだ心境を明かした。
連日の完敗で、改めて自らの心と身体の弱さを思い知ったというが「私はゼロからのスタートで、ほんの少し前に進んで今があります。なので、またここをゼロに前進すれば、すこしでもほんの少しずつでも前に進めると信じています」と、あくまでも前進する姿勢を見せたマドレーヌ。
自身のツイッターでは「諦めが悪いので完敗してもやめないのでござる」とおどけて続行宣言。
インタビューでは「辛い戦いはこれからもっと続くと思いますが、ハッピーメルヘンになるためにこれからも精進をつづけます」と締めくくった。
ハッピーメルヘンな水着での計量画像
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