2019/12/29（日）UP
（最終更新：2019/12/29 22:04）

日本ラストマッチをKO勝利で終えたヒョードル

　12月29日（日）さいたまスーパーアリーナにて行われた『BELLATOR JAPAN』で、クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン（41＝アメリカ）に右ストレート一撃で1RKO勝利を飾ったエメリヤーエンコ・ヒョードル（43=ロシア）が、試合後のインタビューに臨んだ。

　ヒョードルは既に引退を表明しており、ベラトールとの間に3試合の引退ツアー契約を結んでいる。今回は、その第1戦目で日本でのラストファイトだった。

ヒョードルの右ストレートが直撃

　ラストファイトを見事に勝利で飾ったヒョードルは、今日の試合について「私の家族や娘だけでなく、ロシアが喜んでくれていると思う。日本だけでなく、世界のファンの人にありがとうと気持ちを伝えたい」と述べ、思い出の地であるさいたまスーパーアリーナで日本での格闘人生を終えることの感慨を見せた。

　若手に対する期待は？という質問に対して、「勝ち続けることによって、スポーツに興味を持ってくれる人が増えていく」と答えた。世界の総合格闘技界を引っ張ってきたヒョードル。最強の格闘家と呼ばれているように、その格闘人生は多くの勝利に彩られている。後進達が自分に続くことを期待して、日本でのラストファイトを終えた。

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