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【RISE】17連勝の鈴木真彦、那須川天心へのリベンジ見据える「彼に勝てるのは僕しかいない」

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2020/01/08(水)UP

連打でTKOに追い込む鈴木

 1月13日(月・祝)東京・後楽園ホールでキックボクシングイベント『RISE 136』が開催される。メインイベントでは17連勝中のバンタム級王者・鈴木真彦(山口道場)が防衛戦を行う。挑戦者は、同級1位・良星(平井道場)だ。

 1年半前の18年7月に開幕した、バンタム級王座決定トーナメント一回戦で両者は対戦した。結果は鈴木の判定勝ちで、鈴木はそのままトーナメントを制覇し王座を戴冠。その後、良星は7連勝し鈴木に挑戦状を突きつけた。

 鈴木は強打を武器に、15年『BLADE FC』トーナメントで那須川天心にKOで敗れて以降、負けなしの17連勝を続けている。4連続KO勝利を上げていたが、昨年9月にフライ級王者で良星の後輩である田丸辰戦で、延長Rまで粘られ判定勝利した。

大激闘となった鈴木(左)vs良星(右)の初戦は、強打を当てていった鈴木が勝利

 鈴木は、良星の最近の試合について「パワーは以前よりも付いた印象がありますが、良星選手も結構前に来るタイプなので気持ちは強いのかなと。以前対戦した時とあんまり変わってないのかな」と新しく脅威となるものは感じていない。

 再戦でもあり、鈴木の前戦は、良星と同門の田丸。やり辛さもあるかと思いきや「万全に対策してくると思うのですが、そう来られてもいいように練習量はバッチリなので問題ないです」と相手の戦略を豊富な練習量で上回る。 

 鈴木は4月から開幕する、那須川天心への挑戦権を獲得できる-55kgアジアトーナメントに出場が決定している。鈴木は「良星選手は僕に勝ってトーナメント出場権を狙ってくるかと思うのですが、そうはさせません。トーナメントではただ勝つのではなく、しっかりインパクトを残した上で勝ち進んで優勝したいと思います」と、トーナメント前の踏み台にする気満々だ。

強烈な右ストレートでダウンを奪う鈴木

 アジアトーナメントの先に見据えるのは「ここで負けてしまったら意味がないので、何としてでもトーナメント優勝して那須川選手への挑戦権を獲得します。僕がここまで勝ち続けていられるのもあの敗戦があったからこそ。あれから那須川選手へのリベンジを忘れたことはありません。那須川選手に勝てるのは僕しかいないと思っているので、トーナメントではぶっち切りで圧倒するだけです。トーナメント優勝賞金額も凄いと思いますが、そんなことも意識していません」と今回の防衛戦をクリアし、5年ぶりの那須川へのリベンジに燃える。

 鈴木の前には那須川天心が持っていたこのベルト。鈴木は防衛に成功し、那須川戦まで突き進むことが出来るか。

☆1.13 RISE 試合順・対戦カード、イベント日程はこちら

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