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フロリダ州ならUFC無観客試合も可能に、WWEがライブ配信開始

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2020/04/15(水)UP

コロナ騒動で流れた4.18『UFC249』のトニー・ファーガソン(左)vsジャスティン・ゲイジーの暫定王座戦の復活なるか

 アメリカのプロレス団体『WWE』(本部:フロリダ州)は、ここ数週間、コロナ禍の影響で録画で試合を放映していたが、4月13日(日本時間14日)に無観客での生中継を再開した。ESPNが報じた。

 これはフロリダ州が4月9日に、プロスポーツ全般を”必要なサービス”と認定したことによる。

 フロリダ州は現在、非常事態宣言を出しており、4月中の外出規制などを厳しく定めている。営業を続けられる業種は「ヘルスケア、金融、エネルギー、食品、輸送」で、当初プロスポーツは含まれていなかった。
 しかし4月9日、州の必要なサービスとして「全国に視聴者のいるプロスポーツのメディア制作」を認めた。条件は無観客のみ。

当初、緊急事態宣言の中、プライベートアイランドで開催を検討していたUFC。作家がイメージして描いた秀逸なUFCアイランド

 サービス一部再開の理由として州知事は「フロリダの経済にとって重要である」ので、不可欠とされたようだ。

 全米最大の総合格闘技団体『UFC』は、4月18日にカリフォルニア州のインディアン居留地で無観客大会として強行開催する予定だったが、州議員の懸念や放映会社の要請により開催を断念している。これまで、ダナ・ホワイト代表のプライベートアイランドでの開催の構想もあった。

 ESPNがUFCの開催について質問すると、フロリダ州広報は「一般公開されいない限り、特定のスポーツを指定していません」と無観客試合なら可能と答えたという。

 WWEは声明で「この困難な時期に、人々に気晴らしを提供することは今まで以上に重要である。パフォーマーやスタッフの健康に注意し、予防策を講じながら適切なガイドラインに従い行うつもりだ。社会に浸透したブランドとして、WWEとそのスーパースターたちは家族を結びつけ、希望、決意、忍耐の気持ちを届ける」と発表している。 

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