TOP > ニュース 一覧

那須川天心、村田諒太ら「ネットの誹謗中傷はダメ」海外では規制進む

フォロー 友だち追加
2020/05/24(日)UP

SNSで誹謗中傷について言及した村田諒太(左)と那須川天心(右)

 5月23日(土)、女子プロレスラーの木村花さん(22)が急逝したことを所属団体のスターダムが発表。死因は不明としているが、絶え間なく続いたネットやSNSでの誹謗中傷が招いた自殺と見られている。

 この件について、キックボクサーでRISE世界フェザー級王者の那須川天心(21)は、自身のSNSで「誹謗中傷、、、 狂ってるよなぁ 同じ人間とは 思えない」「そんなに誹謗中傷したいのならみんな俺にしてください。それで心が落ち着くならそれで良いです。だから他の人にはやめてください」と投稿している。

 また、WBA世界ミドル級王者の村田諒太(34)は自身のSNSで「今日、悲しいニュースを見ました。人を羨み、足を引っ張り、誹謗中傷することが何を生み出すのか、象徴した出来事です。こういったことは許すべきじゃない」とし「世間の流れ、変えよう、乗るべき流れじゃない」と綴っている。

 村田は1月にも有名人への誹謗中傷について触れ「当事者が自殺でもしたら、みんなどう思う」と問題提起していた。

 昨年11月に韓国のアイドルグループ『KARA』の元メンバー、ク・ハラさんが自殺しているが、ネット上での誹謗中傷が原因の1つとも言われている。

2016年にはパンクラスラウンドガールを務めた木村花さん(右)。隣は母でプロレスラーの木村響子

 海外ではネットの書き込みに関する規制ができており、ニュージーランドでは、ネットでの誹謗中傷など有害なメッセージ送信を処罰する有害デジタル通信法が2015年に施行、ドイツでは、SNS等にヘイトスピーチ(憎悪表現)やフェイクニュース、違法コンテンツ等の24時間以内の削除を義務付けるネット執行法が2018年より施行されている。

 今回、木村花さんは有名人なので表面化したが、一般人でもネットいじめによる自殺は少なくない。

 日本には言論の自由や表現の自由があるが、度を超えたものは相手のプライバシー権や名誉権の侵害、または営業妨害にもつながる。

 コロナ対策で人々の命を守る政策が声高に叫ばれているが、ネットでの誹謗中傷も人の命に関わる問題。対策の強化は急務であろう。

フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・【パンクラス】新ラウンドガールに女子プロレスラー木村響子の娘 HANA(2015年12月)

・【引退】アイドルレスラー星輝ありさが首と脳の不調で引退、SBではKO勝ちのストライカー

・【フィットネス】”100日後に那須川天心”が折り返し地点、残り50日でスーパーマン腕立てにも期待

・まるで体操選手! 那須川天心の父・弘幸氏が、脅威の身体能力を披露(動画あり)

・村田諒太が怒涛の1分ラッシュでTKO勝利、ブラントからベルト奪取

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています

新着情報


TOP > ニュース 一覧