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【RIZIN】今年初勝利の海人、今後は王者としてSBでのリベンジ戦へ向かう

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2020/08/10(月)UP

海人は今年初勝利を収めたが、試合内容に満足できず浮かない表情を見せた

 8月10日(月・祝)神奈川・ぴあアリーナMMにて開催された『RIZIN.23』の第3試合RIZINキックボクシングルール:3分3R(73.0kg)に出場し、ロクク・ダリ(TRI.H Studio)を判定で下した海人(TEAM F.O.D)が試合後のインタビューに応じた。

 海人は序盤からカーフキックをヒットさせダリのバランスを崩すも、突進を続けるダリのパワーに苦戦。真っ向からの打ち合いこそ避けたが、ジャブからローキックをヒットさせダリのスタミナと足のダメージを奪い、ペースを握り切ったまま判定勝利を収めた。

ローキックでダリにダメージを与える海人

 試合を終えた海人は今年2戦目となる一戦を振り返り「しっくりこなかった」と反省の弁。今年初戦は2月にシュートボクシングのリングでピンペット・バンチャメークに延長8Rの大激戦の末の敗戦だった。今年初勝利を収めたことには「復帰戦で勝てたのはよかった」としつつも「僕は勝ち方が大事。考えなきゃいけない試合だった」と満足した表情は見られなかった。

 ダリの印象は「パンチが思ったより強かった」と、想定以上のパワー。序盤はローキックを効かせ「重い相手なので(自身の)パンチが効かなそうなので、ヒザかハイキックで仕留められたら」と、倒せはしなかったが、蹴り中心に行ったのはペースを握れた要因ではあった。

勝ち名乗りを受けるも海人に笑顔はなかった

 現在は新型コロナウイルスの影響により海外選手の入国が難しい現状だが、海人は過去に敗戦したチャド・コリンズ、チャムアトーン、ザカリア・ゾウガリー、そしてピンペットに対し「そこにリベンジしてシュートボクシングを盛り上げていくのは変わらない」と、SBスーパーライト級日本王者、S-cup世界王者として、シュートボクシングで負けた相手にリベンジし、シュートボクシングを中心に盛り上げていく目標を掲げ会見を終えた。

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