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【RISE】神村エリカ、女子トーナメント8名の選抜に自信「新しい女子格闘技の歴史作りたい」

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2020/09/05(土)UP

会見に出席したRISE GIRLS POWERアンバサダー・神村エリカ氏(下段左から3番目)、RISE 伊藤隆代表(下段左から4番目)と、女子トーナメント出場選手

 RISEが行う女子-47.6kg契約の8人制トーナメント『RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020(以下RGP QoQ2020)』。本トーナメントに参戦する女子8選手が発表され、対戦組み合わせ抽選会が5日都内にて行われた。

紅絹は選手を代表し「今年で(RGP QoQを)終わらせる気は無い」と、大会を盛り上げ継続させる覚悟を見せる

 10月11日の横浜大会で1回戦4試合、11月1日の大阪大会で準決勝・決勝が行われる本トーナメントは、“神P”こと、RISE GIRLS POWERアンバサダー・神村エリカ氏が試合を観戦して出場メンバーを決定。

「デビュー戦や1、2戦の選手でも”私はチャンピオンを超えられる”というモチベーションを持つ選手、チャンピオンなら”私が真のチャンピオン”と揺るがない選手を選びました」と、厳しい判断基準で出場8選手を選抜したという。

 さらに神村氏は「8名を選ぶときに、面白い試合をしてほしい、真のチャンピオンをRISEから送り出したいと選びました。今回はRGP QoQ2020から新しい女子格闘技の歴史を作りたい」と、8名に向け魂のエール。「上手く勝つんじゃなくて、最高のパフォーマンスや、それ以上を見せて欲しい。女子にしか見せられない強さがある」と、女子格闘技だからこそ伝えていきたい思いを込め、熱の入った言葉で語った。

賞金の使い道を聞かれた寺山は「お金を使ってキレイになります」と美容への投資を宣言

 それを受けた伊藤隆RISE代表もまた「神Pも現役時代からそういう気持ちでやってきた。イロモノではなく、ツヨカッコイイ女子格闘技の確立をしたい」と、今はまだ興行面で課題を残すといわれる女子格闘技を本格化させる構え。今回設定した300万円の優勝賞金に触れ「500万にアップして欲しいなら、そういう試合をして欲しい。我々も覚悟をもって挑みたい」と、大規模な女子格闘技イベント実施への道筋を示した。

 今回の会見では優勝賞金300万円に加え、1Rなら50万円、2Rなら30万円、3Rなら20万円のKO賞の提供が発表された。全て1R KOで勝利し優勝するなら、賞金総額は450万円。女子の格闘技大会としては破格の賞金といえるだろう。

 優勝賞金について使い道を聞かれた選手たちは、各々の夢を語った。寺山日葵(19=TEAM TEPPEN)は「特に賞金のことまで考えていません。優勝の称号が欲しい」と、選手としての栄誉を優先するかに見えたが、具体的な使い道を考え出すと「美容のために使いたい。お金を使ってきれいになりたい」と笑顔を見せ、年頃の女性らしい美への欲求をあらわにした。

sasoriの発言はテツジムドラゴン会長・飛竜支部長が全て代読、謎のキャラ作りで注目を集めた

 紅絹(36=NEXT LEVEL渋谷)は「賞金は使い切るつもり」と名言。「優勝したら知り合いが増えると思うので、そこも気持ちよくおごって経済を回したい」と、宝くじ当選時に増える親戚のような存在にも気前よくごちそうすると笑いを誘った。
 さらにKO賞を含め「450万円あれば……」と車やバイクといった大物の購入も検討する紅絹。そこにAyakaも反応し「車を買います! その前に免許を取ります」と、ここでも対戦が決まった紅絹への対抗心を見せた。

 女神(17=TIA辻道場)、百花(27=魁塾)、大倉萌(23=大道塾吉祥寺支部)、erika♡(30=SHINE沖縄)の4名は、家族や世話になっている周囲との食事を目指す。さらに大倉は残額を「将来のために資産運用したい」と、キャリア1戦ながら度胸の据わった発言。3児の母親であるerika♡は「3人の子ども達の教育資金にしたい」と、母親らしい堅実な答えを見せ、それぞれの人生感を垣間見せた。

 インパクト満点だった回答はsasori(テツジム)。今年7月のRISE参戦時、打たれても笑顔を見せながら前進し続けたsasoriに、ネット中継の解説を務めた原口健飛が「怖すぎる」「女ロッタン」と評したことに触れ「あんなことを言われてしまったらお嫁にいけない。すべて婚活の資金にしたい」と爆弾発言し、会場に笑いを起こした。

決定したトーナメント表、1回戦は10月の横浜大会、準決勝・決勝は11月の大阪大会で行われる

 本大会は今後の女子キックボクシングの動向を左右する大きなトーナメント。女子キックの浮沈をかけるといっても過言ではないトーナメントに向け、最後に選手を代表して紅絹が気持ちを語った。

 紅絹は自身のSNSにおいて、この規模の大会は「一生に一度あるかないか」と評していた。とはいえ紅絹自身も一度で終わらせるつもりはなく「面白いものは誰もが求めるもの。来年も開催してもらうつもりだし、来年はもっと賞金も上げて大きな大会にしたい」と野望を垣間見せる。

 そして参戦選手に向け「全員がその気持ちでいて欲しい」と、全員で女子最大規模の大会を盛り上げようと呼びかけ。個人だけではなく、女子キックボクサー全員が一丸となって大会に臨む構えを見せた。

<決定対戦カード>
▼RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020 1回戦 Aブロック
Ayaka(19=健心塾/ミネルヴァ日本ピン級王者)
vs
紅絹(36=NEXT LEVEL渋谷/RISE QUEENアトム級王者)

▼RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020 1回戦 Bブロック
百花(27=魁塾/ミネルヴァ日本アトム級王者)
vs
大倉萌(23=大道塾吉祥寺支部)

▼RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020 1回戦 Cブロック
女神(17=TIA辻道場/シュートボクシング日本女子ミニマム級王者)
vs
sasori(テツジム/ミネルヴァ日本ライトフライ級王者)

▼RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020 1回戦 Dブロック
erika♡(30=SHINE沖縄)
vs
寺山日葵(19=TEAM TEPPEN/RISE QUEENミニフライ級王者)

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