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【ベラトール】朝倉未来に“挑戦状”送った2階級王者パトリシオ・ピットブル、挑戦者カルバーリョに「私が王者だ、オマエを殺す」

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2020/11/12(木)UP

パトリシオ・ピットブルがフェザー級WGP準々決勝及びタイトル戦で、カルバーリョと激突

 11月13日(金・日本時間)に米コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催される『Bellator252』の公開計量が行われた。

 メインイベントのフェザー級ワールドGP準々決勝及び同級タイトルマッチで対戦する王者のパトリシオ・ピットブル・フレイレ(33=ブラジル)と、挑戦者のペドロ・カルバーリョ(25=ポルトガル)がともに出席し、計量をパスした。

伸びる右ストレートを放つパトリシオ・ピットブル(右)

 両者が向かい合うフェイスオフ時、カルバーリョはすぐさま右の拳をパトリシオ・ピットブルの顔前に突きつけ、マスクを外し言葉を投げかける挑発。さらに「ずっと練習を続けてきた。3月からの逆境がオレを更に強くさせた。以前より100倍強くなった」と自信満々の様子をみせた。

 対するパトリシオ・ピットブルは「私の前に立ったヤツはこれまで全員、倒れた。私が王者だ。ペドロ、次はオマエだ。オマエを殺す」とカルバーリョを強い視線で睨んだ。

この試合までの長いトレーニングがさらに自分を強くしたとカルバーリョ(カルバーリョのインスタグラムより)

 カルバーリョは打撃、寝技のバランスが取れたオールラウンドファイター。2018年からベラトールに参戦して以来4戦全勝の快進撃。昨年9月の前戦では、サム・シシリアからフェイスクランクで一本勝ちを収め、王者のベルトまであと一歩の所まで近づいた。戦績は11勝3敗。

 一方のパトリシオ・ピットブルはライト級とフェザー級のベルトを持つベラトール史上3番目の2階級制覇王者。PRIDEやUFCで活躍したヴァンダレイ・シウバやマウリシオ・ショーグンらとシュートボクセ・アカデミーで練習を積み、過去戦績の30勝のうち21試合はKOか一本で決めており、昨年5月のライト級の防衛戦では、現在UFCに移籍したマイケル・チャンドラー(米国)を右フックからのパウンドでわずか61秒で秒殺した。

 また、今春、RIZINの朝倉未来がインスタライブで発した「(パトリシオと)俺は本当にいつでもやりたい」というコメントに対し「朝倉未来選手との試合はリングでもいい。PRIDEのルールで試合したい」と”挑戦状”を送りつけて話題となった。今回はフェザー級4度目の防衛戦となる。

▼11月12日(日本時間)に行われた公開計量(ピットブルvsカルバーリョ)の映像

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