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タイソン「何が起こっても不思議じゃない」ジョーンズ「リングで死ねれば本望」“エキシビション”越える戦いとなるか

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2020/11/20(金)UP

写真左より、マイク・タイソン(写真:アフロ)とロイ・ジョーンズ(写真:ロイター/アフロ)

 11月29日(日・日本時間)に対戦するボクシング元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(54=米国)とボクシング元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズ・Jr(51=米国)。現役を退いた50代による2分8ラウンドの“エキシビションマッチ”だが、両者共に死ぬ危険性を覚悟してこの一戦に臨む構えている。

 ジョーンズは10月に出演したポッドキャスト番組で「マイク・タイソンのパンチを食らえば、何が起きても不思議じゃない。タイソンのパンチは普通じゃないからね」とタイソンのパンチの脅威を説明し「死ぬ可能性があるのを覚悟している。私はボクシングを愛している。だからリングの上で死ねるなら本望だ」タイソン戦への覚悟を伝えている。

 ジョーンズは今月16日、トレーナーのトム・ヤンケロ氏のSNSを通して自身のミット打ち動画を公開。ジョーンズが小刻みに左右にサイドステップを踏みながら正確なリズムでミットを叩き、滑らかで流れるようなボディームーブをする様子が映し出されているが、その中で僅かながらのバックステップと振り切る左フックは、強烈な圧力をかけながら突進し全弾KOクラスのパンチを繰り出すであろうタイソンに対し、まるで、剣術の“居合い斬り”を仕掛ける様だ。

 一方のタイソンも今月11日のインタビューで「ボクシングは何が起こっても不思議じゃないんだ。ボクシングには不文律がある。それは、トレーニングであっても試合であっても、いつでも死と隣り合わせだということ。今までの、多くの友人たちがリングやジムで死んでいくのを見た」と、たとえ“エキシビションマッチ”であっても死ぬ可能性があると、ジョーンズと同じ考えを示している。

 “世紀のエキシビションマッチとして世界中の話題となっている両者の一戦。エキシビションの概念を越えた壮絶なファイトになるのかもしれない。なおこの一戦はWOWOWにて29日昼12時より生中継される。

▶︎次ページは、現役時代の貴重映像!タイソンとジョーンズの強烈フィニッシュシーン満載のプロモ映像

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