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【レベルス】松倉信太郎が自己ベスト“75kg級”の新設目指し「レベルスに新しい風を」

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2020/11/24(火)UP

今年9月に悲願の初タイトルを手にした松倉

 12月6日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.69』。本大会で元ラジャダムナンスーパーウェルター級王者・T-98(たくや/クロスポイント吉祥寺)と対戦するWPMF世界スーパーミドル級王者・松倉信太郎(TRY HARD GYM)の戦前インタビューが主催者を通じ届いた。

 松倉は70kg超を主戦場とする重量級ファイター。国内の様々な団体で豪快なKOを連発するアグレッシブなファイトを展開してきた。長らく無冠が続いたが、デビュー13年を迎えた今年9月にWPMF世界スーパーミドル級王座を戴冠。満を持してレベルスへの初参戦を果たすこととなった。

 松倉はレベルスへの参戦について「これまで何度か話は来ていたが、タイミングが合わなかった。今回はやれることになったので『今がその時なんだなあ』と思った」と、タイミングの到来に感慨深さを見せた。

強烈なパンチを打ち込む松倉(今年9月)

 これまでデビュー戦のMA日本キックを皮切りに、J-NETWORK、Krush、新旧K-1、RISEそしてRIZINと、これまで様々な団体を渡り歩いてきた松倉。ついに実現したレベルスへの参戦に「階級的にも試合が少ないなかで必要とされるのが率直にうれしい」と歓迎の姿勢。一方で「大会の印象としてはちょっと派手さや華やかさに欠ける」と感想を語った。

 レベルスは大会を開けば満員連発と、後楽園ホールを埋め続ける人気イベント。松倉は「同じジムの選手が出たときに観て、お客さんがたくさん入って試合もすごく盛り上がっている」と活気は認めるものの「古くからの”キックボクシング”感が否めない。僕としては今はそういう時代ではないと思っている」と、大会の空気感には満足いかない様子。その上で「今はチャンピオンにもなった。レベルスに新しい風を吹かせたい」と、定期参戦に含みを持たせた。

所属するTRY HARD GYMのHIROYA(左)、田丸辰(中央右)、龍聖(右)と

 今回の相手はラジャダムナンスタジアムの頂点を極めたムエタイ戦士・T-98。そのムエタイの主武器であるヒジを禁止したBLACKルールは松倉に有利という声もあるが、当の松倉は「T-98選手は戦跡を見るとけっこうヒジで切られて負けてる。アツくなって前に出たところにヒジを合わせられて負けるのが多い。だからムエタイルールよりもBLACKルールの方が得意なんじゃないか」と、T-98本来の適正はヒジ無しにアリと分析。また「体重に関しても、僕は73.5kgは全然ベストじゃない。相手も上げてくるので、お互いに試合を受けた時点でとっちが有利というのは無い」と、対等の条件であるという考えを示した。

RIZINにも出場し知名度の高い松倉、強烈な右ミドルを見せる(今年8月)

 そのT-98に勝利後の目標として、松倉は「自分の階級」を作りたいという。自身のベスト体重は「75kg級ですね」と公言。T-98への勝利を機に「70kg以上ヘビー級未満の日本人選手はけっこういる。でもいきなり世界で戦っていくのは厳しいので、その意味でも75kgという新しい階級を作りたい」と、同階級の日本人選手集結の機会を作りたいと語った。

 この一戦は、その目標に向けた第一歩。松倉は「とにかく僕を見て欲しい。とりあえず見てもらえれば分かる」と、試合にメッセージを載せる構え。そして「しっかり何かを残せるようなことはしようと思うので、期待して欲しい」と、新時代の日本重量級の幕開けに期待するようファンへのアピールを見せた。

≫対戦相手・T-98インタビュー【T-98「本能のままに戦いたい」と“野生”宣言、目指すは大晦日のボブ・サップ戦】

☆12.6 REBELS イベント情報はこちら

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