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【レベルス】KO率100%の龍聖、武尊や天心に”興味なし”、最も戦いたい「邪魔なヤツ」とは

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2020/12/07(月)UP

一夜明け会見に出席した龍聖 ©REBELS

 12月6日(日)東京・後楽園ホールにて開催された『REBELS.69』の一夜明け会見が、7日(月)都内にて行われ、57.5kg契約BLACKルールの一戦で、聖域(サンクチュアリ)統一フェザー級王者・光太朗ZLS(26=チームゼロス)に1R51秒でKO勝利した龍聖(19=TRY HARD GYM)が出席した。

 会見で、試合を振り返った龍聖は「やりたいことは特に決めていなくて、練習内容も変えてきたのでそれが出たのかな」とコメント。いつもよりも、ミットやフィジカルのトレーニングをやってきたと言い「ガードの上からでもいけるフィジカルやパワー」を強化したようだ。

飛びヒザ蹴りを突き上げる龍聖

 試合では、序盤から左ボディフックからのハイキックのコンビネーションで他団体王者の光太朗を圧倒、飛びヒザを炸裂させた後、パンチから左ハイ、左フックから右ハイをクリーンヒットさせてダウンを奪い、電光石火で光太朗をKO。

 これでデビューから6連続KO勝利を飾り、KO率100%を維持している。

この右ハイキックでKO勝利する龍聖

 その龍聖について、同大会でスペシャルゲスト解説を務めたK-1創始者で正道会館館長の石井和義氏が「ポスト天心・武尊の龍聖。あの子は経験積めば、いくんじゃないか。オーラを見たら出てるし、本人も自覚してるし楽しみ」と試合後の会見で絶賛したことについて、龍聖は「嬉しいです。光栄という一言に尽きます」と喜ぶ。

KO勝利し、ガッツポーズ

 石井館長からは「天心君、武尊君がキックのリングに残ってる間に、戦わせてあげたい」との発言もあったが「どっちも好きじゃないのでどうとも思わないです」と、ビッグネームとの対戦にも無関心な様子を見せた。

 とは言え、今回の試合前に行われた公式インタビューで「(今のKNOCK OUTやREBELSには)武尊選手や那須川選手みたいな選手っていないと思うんですよ。そこに名前が入るようにならないといけない」と語ったり、昨日の試合後にも「キック界には今スターが2人いると思いますけど、自分が3人目になると思ってるので期待しててください」とアピールしたりと、武尊と那須川天心の存在は意識しているようだ。

龍聖が対戦希望する安本晴翔(右)

 龍聖がかねてより対戦を希望しているのはREBELS-RED(肘あり)フェザー級チャンピオン・安本晴翔(20)だ。安本は龍聖とほぼ同い年ながら、REBELS-MUAYTHAI(現REBELS-RED)スーパーフライ級とフェザー級の二冠を経験、“天才”と呼ばれている。龍聖は無敗のKO率100%の超新星だが、まだタイトルはない。以前のインタビューでも武尊、天心という前に避けては通れない「邪魔なヤツ」として安本の名前を挙げている。

試合後の会見でREBELS・KNOCK OUTの宮田充プロデューサー(左)、山口元気代表(右)と、石井館長が並ぶ

 その安本の話題になると龍聖は「一番盛り上がるタイミングでやりたい。別にタイトルを懸けても懸けなくてもいい、それだけで会場を埋められるようなタイミングでやりたい」と語り「ルールも(ヒジあり、なし)どっちでもいい」とシンプルにどちらが強いか、とにかく決着を付けたいと語る。

 これを受け、REBELSの宮田充プロデューサーは「試合のインパクトがあって、しっかり名指しをして、あとはタイミングですね。お客さんが一番入るタイミングで、それはそう遠くないと思うので。黄金のフェザー級になっていくかと思うので注目してください」とコメントした。

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