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那須川天心がカーフで負けたマクレガーの欠点を指摘

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2021/01/26(火)UP

カーフキックを被弾しながらもパンチで攻めるマクレガー©UFC/Getty Images

 1月24日(日・日本時間)に開催された『UFC 257』のライト級ワンマッチで元UFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエー(31=米国)に2R TKO負けした元UFC二階級同時王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)。1Rにはパンチで優勢に進めていたが2Rにはカーフキックを数発もらい立っているのがやっとの状態に。そしてパンチ連打でマットに崩れ落ちた。

 マクレガーは試合後のインタビューでカーフキックについて「自分自身はタフだと思っていたが、あれは普通ではなかった。何度も足を上げてカットしたつもりだったが、蹴りが(ふくらはぎの)筋肉にめり込んでいたようで、ダメージがハンパなく、動けなくなった。あれが全て(の敗因)だった」と語った。

 この試合を見た那須川天心は昨夜25日、マクレガーの試合について自身のYouTubeチャンネルで「足のスタンスがすごく広い、あれはカーフをよけようと思ってない」と指摘した。
 足の幅が広すぎると前足を上げにくい。よって前足を狙ってくるカーフキックやローキックを前足をスネでガードしにくい。また、あれだけ幅が広いと前足を上げなくてもスネを相手の蹴り方向(外側に)向けることもやりにくいだろう。

2月28日に対戦する那須川天心(右)と志朗(左)

 さらに那須川は「(マクレガーは)カーフが来た時にグッと足に力を入れてパンチを打ってた。力を入れると足が固まるんですよ。だからカーフ蹴られてダメージがあった」と語った。前足に力を入れ踏ん張ることにより、その位置でしっかり固定されることで、そこに蹴られるとダイレクトにダメージを受けてしまう。マクレガーのインタビューにあるように自身ではタフだと思っていたと言うように最初は力を入れダメージを受けたのだろう。 

 動画では那須川がマクレガーのその他の分析のほか、カーフキックに対する怖さなどを語り、最後に自らも「対策できるようにする」と気を引き締めた。

 那須川は今後2月28日に横浜アリーナで志朗との再戦、それ以降、K-1王者武尊との対戦の実現が期待されている。

▶︎次のページは(動画)松葉杖をつき会場を後にするマクレガーと、那須川天心の試合後のマクレガー評

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