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未知なる技で悶絶タップアウト!ロシアMMAで起きた“超スゴ技”は何?中井祐樹に聞いた

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2021/02/23(火)UP

ロシアMMA大会で起きた“超レア”サブミッション!(CAPOSAツイターより)

 2月20日(現地時間)にロシア・サマーラで開催された総合格闘技イベント『Open Fighting Championship 2』で、衝撃的な一本勝ちが生まれた。

 マテウス・サントス(ブラジル)とアレクダンサー・ヴォロディン(ロシア)の試合。サントスが1R45秒の一本勝ちを飾ったが、なんとも珍しい技での一本だと『MMA Junkie』など海外メディアが報じた。

 グラウンドの展開、ヴォロディンがサントスの右腕を取り、オモプラータ(手で相手の腕を取り、膝で相手の肘関節を極める技)を仕掛けるが、ここでサントスがヴォロディンの足首を掴み、それを自分の首上に持って行った。そして自分の首を支点としながらヴォロディンの足首を曲げたのだ。

 技は変形のトーホールドだが、ふくらはぎを潰す膝関節技のカーフスライサーも同時に極めているように見える。

 自分が仕掛けていたのに逆に極められたヴォロディンは、苦悶の表情でタップアウト。それまで7連勝と波に乗っていただけに悔しい敗戦だろう。

 極めたサントスはMMA15勝の10勝はサブミッション による一本勝ちで、逆に“してやったり”の勝利なのかもしれない。

 編集部が、この技について初代修斗世界ウェルター級王者で、日本ブラジリアン柔術連盟会長の中井祐樹(パラエストラ東京)に聞くと「オモプラータのカウンター技で足首固め(英語圏ではトーホールド)ですね。自分の後頭部で相手の下腿部を固定して決めています。ブラジリアン柔術の世界では、むしろわりと知られている技だと認識していましたが、確かに試合の決まり手になるのは、そこそこ珍しいとは言えると思います」と教えてくれた。

 ブラジリアン柔術ではある技のようだが、MMAの公式試合でのこの技は確認されてないようだと『MMA Junkie』は報じており、いずれにせよ、超レアなフィニッシュシーンとなった。

▶︎次ページ(動画)は、ロシアMMA大会で起きた“超レア”サブミッション!

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