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アウトサイダーが若かりし朝倉未来のKO集を公開、豪快フックで吹っ飛ぶ、頭から落ちる危険なKOも

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2021/05/03(月)UP

13年4月の朝倉未来、2度のダウン奪い庵野に得意のフックでKO勝利した

 前田日明が主催する『THE OUTSIDER』のYouTube『THE OUTSIDER FIGHTチャンネル』では5月1日夜に朝倉未来のKO&フィニッシュ集を公開した。2013年のデビュー2戦目から、タイトル戦、アウトサイダー最後の試合となる2016年9月の防衛戦まで収録。全10試合のKO&チョークでのフィニッシュシーンだが、そのうち8試合がKO勝利だ。

 その中からいくつか紹介すると、13年4月の庵野戦では、空手で養った華麗な後ろ回し蹴りを見せたのが印象的。左右のフックで2度のダウンを奪いKO勝利。
 13年6月にはリングスUK所属のムサシ(イギリス)と対戦し、前蹴りからの左フックで吹っ飛ぶ。この試合ではムサシが起き上がれなくなり豪快KO勝利。

 13年12月のジャマール・モルガン戦では組みついてくる相手を小学生時代から習ってきた相撲もあってか、すくい投げのように相手をマットに叩きつけると、パウンドを落としKO勝利。

リングスUK所属のムサシ(イギリス)を吹っ飛ばすフックでKOした朝倉未来

 15年7月の豪快KOシーンが流れる。65-70kg級タイトルマッチで王者・啓之輔に挑戦した。序盤からお互い距離を取り蹴りで様子を伺い、時折パンチで飛び込む展開。朝倉のハイキックに啓之輔もハイキックを出したところ、カウンターの右フックが決まった。1R2分35秒で朝倉が新王者となった。映像ではハイキックの右フックの勢いと朝倉のカウンターが入り、宙に浮きながらマットに崩れるシーンのみが紹介されている。

 そして15年12月、階級を下げ、60-65kg級タイトルマッチに挑戦。一度敗れていた王者の樋口武大にリアネイキッドチョークで一本勝ちを収めTHE OUTSIDER史上初の二階級制覇を達成した。

 最後のKOシーンは16年9月、60-65kg級の防衛戦で右フックがヒットし、相手が頭からマットに崩れる危険な戦慄KO劇を見せた。
 朝倉はこれを最後にアウトサイダーを卒業。翌17年からは韓国のROAD FC、18年からはRIZINに参戦し活躍することになる。

 なお、4月30日には朝倉海のフィニッシュ集も公開されている。

▶︎次のページは朝倉未来のアウトサイダー時代のKO&一本のフィニッシュ集

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