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元UFC王者ウッドリーがついに敗北の証・タトゥーを入れる”I ◯ JAKE PAUL”

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2021/09/28(火)UP

先月ボクシングマッチでジェイクに敗北した元UFC王者ウッドリー

 8月30日(現地時間29日)に米で行われたジェイク・ポールとのボクシングマッチに2-1で敗れた元UFC世界ウェルター級王者タイロン・ウッドリー。

 ウッドリーは今月28日(現地時間27日)SNSで、自らの左手中指に”i LOVE Jake Paul(ジェイク・ポール大好き)”と彫り込んだタトゥーの画像を投稿した。

 試合前にジェイクが、敗者が「相手のことが大好き」というタトゥーを入れることを提案。ウッドリーはこの約束を飲んでいた。
 さらに試合直後、僅差の判定で負けたウッドリーが、再戦を求めジェイクに詰め寄るとジェイクは「“I LOVE JAKE PAUL”のタトゥーを入れるなら、やってやる」と返答。これにもウッドリーは快諾していた。

ウッドリーが公開したタトゥー @twooodley

 今回、この約束が果たされたことになる。
 ウッドリーは画像に「俺はやったが、お前はどうする?」「息子よ、年長者に口ごたえしているようだな、尻を叩きに行ってやるよ、どこにいる?」など再戦への返答を求めるコメントをつけている。

 ジェイクは今月半ば、海外メディアに「もし彼がすぐにタトゥーを入れていたら、みんなが大騒ぎして、たくさんの報道がなされていただろうに。彼が約束を守るなら、僕も約束を守らないといけなかった。でも彼は自分のエゴのために、大金を手にすることが出来なかった」と既にタイミングは逸していると語っていた。

■このタトゥーは”本物”か?
 
 しかしそもそも、果たしてこのタトゥーは”本物”なのだろうか。

 元UFCファイターで、ウッドリーと同じウェルター級で活躍したダン・ハーディはSNSで「タトゥーを入れている人が見れば、これは実際のタトゥーではないことがわかる」と疑念を呈する。さらにマジックペンで自分の指にタトゥーのように文字を書いた画像も投稿した。ウッドリーの画像もペンによるかもしれないということだ。

タトゥー施術直後の動画より “LOVE”は入っていない… @TWooodley

 ウッドリーはこれを受け、実際に施術されている様子の動画も投稿した。施術したタトゥーアーティストのアカウントもつけており、どうやらタトゥーであることは間違いないようだ。

 しかしハーディは「”LOVE”の部分は省き、後から(ペンで)書いたんだな。よくやった」と、”LOVE”の部分はタトゥーではないと主張する。確かに動画では”LOVE”の文字は書かれていない。また写真の文体も違い、後から書いたようにも見える。
 もしかするとウッドリーは再戦で勝利した後、”LOVE”の代わりに”BEAT(倒した)”など他の文字を入れるつもりなのかもしれない。

 また他のファイターからも「契約書には”永久の”タトゥーとは書かれていなかったよなあ」と、一定期間で消えてしまうインクを使った可能性も疑われている。

 当のジェイクは、タトゥーは本物であろうと推察しているようだ。その理由としてインスタグラムのストーリーで“ウッドリーは、この前の試合の賞金にかかる税金の額を会計士に教えてもらったんだろう”と、税金を払えず再戦の必要に迫られたのだと揶揄している。

 敗戦から1ヶ月遅れ、身体を張った約束を守ったウッドリーだが、念願の再戦に漕ぎ着けることが出来るのか。

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