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【RIZIN】浅倉カンナと対戦する二冠王・大島沙緒里「ママでも小柄でも戦えるところを見せたい」

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2021/10/09(土)UP

大島沙緒里が、浅倉カンナ戦に向けて公開練習を行った

 10月24日(日)神奈川・ぴあアリーナMMにて開催される『RIZIN.31』の女子スーパーアトム級(-49.0kg)ワンマッチで浅倉カンナ(23=パラエストラ松戸)と対戦する、初参戦のDEEP女子ミクロ級、DEEP JEWELSアトム級の2冠王者・大島沙緒里(26=AACC)が公開練習を行った。

【動画】大島沙緒里、腕十字で1R逆転一本勝ちの瞬間

 大島は『全日本ジュニア柔道体重別選手権大会』で女子44kg級優勝を果たしている柔道エリート。昨年1月にプロデビューし、わずか4戦でDEEP女子ミクロ級王者のベルトを手に。さらに今年3月に開幕したDEEP JEWELSアトム級GPに参戦すると、6月の決勝戦で青野ひかるを破り二冠を達成した。

グラップリングスパーを披露した大島(下)

 対する浅倉はRIZIN女子のエース的存在の一人。今年3月、4連勝と波に乗る中で挑んだアトム級王者・浜崎朱加とのタイトル戦は判定負け。しかし、健闘した試合内容やその成長した姿にさらなる飛躍が期待されている。

 二冠女王の大島は、浅倉がそのベルトを狙う浜崎朱加と同門のAACC所属。先日に行われた記者会見で浅倉が「(浜崎戦の)悔しさをしっかり大島選手にぶつける」と発言するなど、お互い負けられない戦いは、すでに始まっている。

 公開練習で、大島は2分間のグラップリングスパーを披露。常に果敢にタックルを仕掛けトップからの攻撃が優れている浅倉の動きを想定してか、上からパスを仕掛ける相手に対し、流れるようにディフェンスする動きを披露した。

 その公開練習後のインタビューでは、練習で見せた動きは浅倉対策なのかと聞くと「(試合では)打撃もあるので、落ち着いて行った」と語り、今回の技の他にも対策があることを匂わせた。

 大島は前戦では得意のグラップリングに打撃も交えて、青野ひかるに判定5-0で勝利し、見事二冠を達成した。今回、浅倉に勝つ理想の試合展開を聞くと「一本を取ることです」とし、「(得意技の)アームロック以外でも十字で極めたりしていますし、他の関節技も練習しているので、どれで一本取るかは決めていないですが一本で勝とうと思っています」と意気込んだ。

笑顔も見せながらインタビューに答える大島

 勢いづく大島に対し、浅倉は7ヶ月ぶりの試合だ。この試合を通してどのような姿を見せたいか聞くと、双子の女児の母である大島は「私はママファイターとして試合をしているので、子育てを頑張るお母さんたちに、頑張っている姿を見てもらいたいです」と言い、続けて「私は体が小さいのですが、小さくても前にガンガン攻めていくタイプなので、小柄でも戦えるところを見せたいと思います」と答えた。

 浅倉の身長は158cm、大島は149cmで身長差は9cmある。浅倉はレスリング出身で、低空のタックルを得意とし、そこからバックチョークなど得意のグラウンド技につなげる。果たしてこの浅倉を相手に、どう戦うか。大島の活躍が期待される。

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