2021/10/16（土）UP
（最終更新：2021/10/17 12:51）

計量パスしたヒロヤ

　10月16日（土）新宿FACEで昼夜に渡って開催される『skyticket Presents DEEP TOKYO IMPACT 2021～1st ROUND～』と『skyticket Presents DEEP TOKYO IMPACT 2021～2nd ROUND～』の前日計量が都内で行われた。

　昼大会の『1ST ROUND』は、朝倉未来と実業家の“青汁王子”三崎優太による若手格闘家育成プロジェクト『朝倉未来1年チャレンジ』出身のヒロヤ（トライフォース赤坂）がRYOGA（KRAZY BEE）とメインイベントで対戦する。

【フォト】計量でバキバキに割れた腹筋を見せるヒロヤ、対戦するRYOGAや西谷大成の計量写真も（全9枚）

　ヒロヤは地下格闘技で鳴らした激闘派。DEEPデビュー後、ここまでアグレッシブな姿勢を見せるも、戦績は1勝（1KO）4敗と苦しい状況が続いている。

　対するRYOGAは今年6月のDEEPで風我に判定勝利している。自身のTwitterで「去年の10月17日に自分の可能性を信じて九州の、田舎から東京に出てきた！トラブルやハプニングがありながらも自分だけを信じてやってきた！オレにとっての一年チャレンジ最終日に最もピッタリな相手だ！食ってやるぜ！」と意気込みを語っている。

「明日は完全決着を見せたい」とコメントしたRYOGA

　まずヒロヤは、57.75kgで計量をパス。RYOGAは、57.90kgでクリアした。
　計量後にRYOGAは、「昨年10月にご飯を食べるために九州から上京してきたんですが、3試合目でメインに呼んでいただきありがとうございます。ヒロヤ君とは一時期、同じジムで一緒に練習していて、最初はボコボコにされていますが、僕も1年間、ムダに過ごしてこなかったので、明日は完全決着を見せたいと思います」とコメントした。
　この発言に対してヒロヤは、「RYOGA選手とは一度、トライフォース赤坂の練習でボコボコにしたんですが、試合でもあの日を思い出させてやろうかと思っています」と強気に返答した。

ヒロヤ（左）とRYOGAが並ぶ

　RYOGAは、九州から上京後にトライフォース赤坂へ通っていたが、その後にフリーとして活動するようになった。その後に、KRAZY BEEの門を叩いている。「東京はドライなイメージがありましたが、KRAZY BEEは違いました。ファミリーのような温かさがあって、自分に合っています。会見では『ボコボコにされて』と言いましたが、その時のイメージで戦ってくれたら作戦通りですね」と不敵に笑う。

　連敗を脱出したいヒロヤは、「背水の陣ですね。でも、いい試合をしないと意味がないので」とメインの責務も果たす覚悟でリングへ上がる。
　特別な対策はしてこなかったようだが、「バチバチにやれる盛り上がるカードなので、持っているものを特化して、よりアグレッシブに戦います」とKOか一本を意識しているようだ。

　相変わらずのムキムキボディを披露したヒロヤだが、特別な筋トレはしてこなかったと笑う。説得力のある肉体から繰り出させる攻撃が、連敗脱出の鍵を握りそうだ。