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【パンクラス】小川徹が過去2敗の上田将竜を下し暫定王座初防衛、端貴代と菊入正行が暫定王座獲得

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2021/10/17(日)UP

小川が過去2敗の上田を下し暫定王座初防衛

パンクラス
『PANCRASE 324』
2021年10月17日(日)東京・USEN STUDIO COAST

▼メインイベント(第11試合) フライ級 暫定K.O.P.C. 5分5R
○小川 徹(TRIBE TOKYO M.M.A/同級暫定王者、2015年NBTスーパーフライ級優勝)
判定3-0 ※49-46×2、48-47
●上田将竜(G-face TEAM緒方道場/同級1位)
※小川が暫定王座を初防衛

小川は上田をケージに押しつけ主導権を握り続ける

 フライ級暫定王者・翔兵(升水組)の王座返上に伴い、5月にフライ級暫定王者決定4人トーナメントが行われ、今大会では小川と猿飛流による王座決定戦が行われる予定だったが、猿飛流の負傷欠場を受けて小川が不戦勝で暫定王者へ。その小川に過去2戦2勝の上田が挑戦者となり、タイトルマッチが行われることとなった。

 小川は一時期は8連勝したものの、ここ最近は勝ち負けを繰り返し。暫定王者として勢いをつけ上昇気流に乗りたいところ。対する上田は19年5月の翔兵戦以来2度目のタイトルマッチ。相性のいい小川を相手に降って沸いたチャンスをものにできるか。

 1R、上田が右の蹴りを上下に散らしプレッシャーをかける。フェイントから右フックで飛び込んだところにサウスポーの小川が右フックをヒットさせると、上田がバランスを崩す。すかさず小川が距離を詰め、上田にケージを背負わせヒザで足を削る。

 2Rも開始早々の上田の蹴りに合わせて小川がタックル。上田をケージを背負わせ、足にヒザを打ち込む。上田はポジションを変えたがるが、小川は徹底して上田にケージを背負わせ、展開を変えさせない。3Rも小川はスタンドの展開を望み左ハイキックを見せるが、小川の押し込みをさばけず。

上田は小川の入り際に打撃を合わせる

 4Rは両者スタンドでフェイントをかけあう展開。上田が飛び込んで左右フックからヒザ蹴りを放つと、小川が頭から距離を詰め上田がまたもケージを背負う展開へ。しかし小川が足を掛けてテイクダウンに成功すると、サイドからボディへヒザを強打。さらに右手のパウンドを加えたところでラウンド終了のブザー。小川が明確にポイントを取る。

 5R開始早々、バッティングのため試合が中断され、小川の回復を待って再開。小川が踏み込んで強烈な左ミドル。フェイントを掛け合う膠着状態が続いた後、小川が踏み込んで右ボディストレート。ここで上田が小川の左ミドルに合わせてタックル。小川をケージに押し込むも決め手は無いまま試合終了のブザーが鳴り響いた。

初防衛を果たした小川は「チャンピオンとしての勝ち方にこだわる」と抱負を語った

 判定は3-0で小川の勝利。過去2敗の上田を下し、小川が暫定王座初防衛に成功した。

 マイクを向けられた小川は「3回目でも最初の試合だと思ってやると言ったんですけど、上田選手の強さを感じて行ききれない部分がありました。練度不足です。勝つことは前提ですがチャンピオンとして勝ち方にこだわって練習をしていきたい」と反省の弁。

 また今月8日に誕生日を迎えた・長南亮TRIBE TOKYO MMA代表へ「遅くなりましたが誕生日おめでとうございます!」と初防衛をプレゼントとして贈った。

▶次ページはNØRI vs 端貴代の女子フライ級暫定王座決定戦

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・10.17『PANCRASE 324』小川徹vs上田将竜、NØRIvs端貴代、菊入正行vs村山暁洋など生中継・配信情報

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