2021/10/30（土）UP
（最終更新：2022/02/20 02:11）

計量パスした森川（左）と松谷（右）

　10月31日（日）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.130』の前日計量が、30日（土）都内にて行われた。

　今大会は、第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント、第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントが行われるが、Krush女子アトム級の森川侑凜（24=GRES 8Mile GYM）vs松谷綺（18=ALONZA ABLAZE）も組まれている。

【フォト】森川が睨み松谷が苦笑いするフェイスオフなど、この計量の写真（全4枚）

　両者ともに計量は、森川が44.85kg、松谷が44.2kgでパスし、調子の良さをうかがわせた。フェイスオフでは森川が睨み、松谷が苦笑いする場面もあった。

マッスルポーズを決める森川

　森川は、今回が8戦目。“ノークリンチ”を信条にしたファイトスタイルで、常に観客を魅了している。Krushで積んできた経験を発揮したいところだ。

　対する松谷は、NJKF、BigBangのアマチュア王者。今年8月『Krush.128』でMIOとエキシビションマッチで対戦し、今回が本格的なKrush参戦となる。

　計量が終わった松谷はフェイスオフで森川のプレッシャーを受けたことに対して、「怖かったですね。でも試合になったら、強いところを見せたいと思います」と心境を語った。対する森川は、「（相手は）怖いって言ってましたか？　目が合わなかったからね。若いなと思いました」とニヤリ。すでに勝負は始まっているようだ。

　お嬢様風の松谷は、「ジムが変わって、団体も違うので緊張しています……。いつも通りに練習でやってきたことを出して、KOを狙いたいです。ローかボディで攻めたい」と、すでにイメージができあがっている様子。

　勇ましい森川は「相手はテクニックがあるなと思うけど、実際にリングで向かい合ってみないと分からないんで。ジムが新しくなって、アマチュアの選手がたくさん入ってきたので、様々なスタイルの相手といいスパーリングができました。明日は、壊しに行きます。“常に前進ノークリンチ。殴られ上等の真っ向のファイトスタイル”をテーマにして戦います」と豪快KOを宣言した。

　ふたつのトーナメントと同じように、女子の試合も激しい争いに発展しそうだ。

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