2021/11/04（木）UP
（最終更新：2021/11/04 18:50）

東京五輪で銀メダルを獲得したテリューガ（Getty Images)

　東京五輪の空手女子組手55kg級で銀メダルを獲得したアンジェリカ・テリューガ（29＝ウクライナ）が11月16日〜21日にドバイで開催される世界選手権に、SNSで出場を宣言。一時は引退を心配される発言もあった。
　先月16日には水着姿に銀メダル、空手のグローブをはめ「成功は自分の考えにある」と現役継続を示唆、次の21日の投稿では試合中の写真と共に「世界選手権にしっかり臨みます」と出場を宣言した。

【フォト】テリューガの水着で復帰を示唆、ビキニや試合写真など

　テリューガは「まず、（五輪からの）休息の後、本格的な準備に入るのが難しかった。特に、厳しい食事制限をすること…。そして何よりも、私の体は激しいトレーニングやトレーニング後の様々な結果に対して準備ができていませんでした。自分自身を整えることが難しかったのです。そして世界大会は私のキャリアの中でメダルを獲得したことはありませんので、私にとってもう一つのチャレンジです。ドバイで会いましょう」と綴った。

　テリューガは五輪後、9月26日に結婚したばかりで今年は見送るかとも思われたが、初の世界選手権のメダルを目指して参戦する。一昨日には「オリンピックや世界選手権に向けての仕事やトレーニング、緊張やストレスから、精神的に燃え尽きて戦いを辞めていたかも。でも、私の性格がそうさせなかった。続けようという気持ちにさせてくれるんです」と綴っている。世界選手権でも再びテリューガ旋風を巻き起こしてくれるのか。

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