【ONE】秋山成勲がバキバキの超合金ボディで計量パス！水抜きなし-13kg超過酷減量に成功

2022/03/25（金）UP
（最終更新：2022/03/25 17:10）

　3月26日（土）、シンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE10周年記念大会『ONE X』の前日計量が25日に行われた。
　MMAライト級（77.1kg）マッチで対戦する、秋山成勲（46＝チームクラウド）は76.3kg、青木真也（38=EVOLVE MMA）は74.9kgで共に計量をパスした。

【フォト】秋山が計量でバキバキの超合金ボディを披露！秋山がコケた頬で過酷な最終調整を行う映像も

　秋山は贅肉一つもないバキバキの超合金ボディで登場。下着を脱いでの計量だったが、契約体重を800gも下回る数字でクリアした。パスのコールを聞いた瞬間、ほっとした表情の秋山。コケた頬の具合など、壮絶な減量を戦い抜いたことが見てとれた。

　長年の因縁マッチが実現と、注目を集める中、日本屈指の実力者の青木と対戦する秋山には、実際の戦いの前に、“減量”というもう一つ戦わなければいけないものがあった。青木が主戦場とするライト級で戦うために、水抜きなしの13kgの減量をしなければならなかった。

　ONEの計量ルールには、体重のクリアに加えて、ハイドレーションチェックという、尿比重値（尿の濃さ）も規定値以下の数値をクリアしないといけない。そのため、秋山は計量前日に水抜きで一気に体重を落とすことができなかったのだ。秋山はそのハイドレーションも無事にクリアし、体重も落とした。

　ABEMAの配信でこの模様を伝えた解説の大沢ケンジ氏は「やっぱり作ってくる。凄いカット、これは凄い」、実況の西達彦氏も「やっぱりプロだ」と舌を巻いた。コメント欄にも「脂肪がない」「凄すぎる」「こんなの見せられたら応援したい」「筋肉が綺麗すぎる」とファンからの絶賛の声が並んだ。

　ABEMAが本日に公式YouTubeチャンネルで公開した映像では、開催地のシンガポール入りした46歳の秋山が、過酷な減量の最後の戦いを行なっており、コケた頬で滝の様に汗を流しながら「二度と無理だね」と語っている様子など、試合の実施自体が難しいのではと、思わせる姿を見せていた。

　無事に一つの戦いに勝利した秋山。この過酷な減量により、秋山のアドバンテージであるパワーがどれ程まで活かせるのかが気になるところだが、明日に控えた青木との激闘を期待したい。

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