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【RIZIN】防衛成功の王者・牛久絢太郎、斎藤裕からダウンを奪った打撃は「タイミングを見ていた、作戦の中に入れていた」=試合後インタビュー

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2022/04/17(日)UP

会見に出席する牛久

 4月17日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催された『RIZIN.35』のセミファイナル RIZINフェザー級タイトルマッチで、前王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)に判定勝利した王者・牛久絢太郎(K-Clann)が試合後インタビューに応じた。

【動画】牛久のハイキックで斎藤がダウン!そこから流れるようにギロチンチョーク

 牛久はRIZIN初参戦ながら、昨年10月のタイトル戦で当時王者だった斎藤に飛びヒザでTKO勝利。初防衛戦で再び斎藤と対峙し、2Rにハイキック、3Rにパンチでダウンを奪うなど快勝した。

 牛久は「この半年間、自分を追い込んでやってきたので、勝利が何より嬉しい」と笑顔。「RIZINのベルトを持つ様になって、色々とプレッシャーはあったが、逆にそれが自分を強くさせてくれた。ベルトに感謝している」と、喜んだ。

 雪辱に燃える斎藤には「前回の試合よりも自分を仕留める圧力を感じた」と、その脅威を感じた様子だったが、戦いの方は、「打撃で(戦術を)作ろうと思っていました。今回はあまり組みで行くのではなく、打撃で勝負しようという作戦でした」と、作戦通りの動きで冷静に対処できたという。

斎藤(右)と至近距離でパンチを振る牛久(左)

 牛久は今回の試合で時折、サウスポーとオーソドックスのスイッチを繰り返す動きが目立っていたが、「斎藤選手がガツガツくるだろうと予想していたので、プレッシャーを逃すというか、自分の距離を作るために、スイッチを混ぜていった」とその理由を明らかに。

 また、ダウンを奪ったハイキックとフックについては「タイミングを見て出したのと、身体が自然に反応してくれた。フックに関しては、前の朝倉未来選手との試合でも貰っていたので、それは作戦の中に入れていた」と、“狙った”ものだった様だ。

 今大会でリング上に登場したフェザー級の雄のクレベル・コイケが、5月5日の大会で萩原京平と戦い、その後は8、9月辺りで実施を予定しているタイトル挑戦の最右翼として紹介されたが、その点については「一試合一試合に集中してすべてをかけている。とりあえず先のことはあまり考えていない」と、言葉を濁した。

 前王者の斎藤を2度に渡り破り、その実力が王者に相応しいことを改めて証明した牛久。果たして、次の防衛戦ではどの様な戦いを見せるのか。期待したい。

▶︎次ページは【フォト&動画】牛久のハイキックで斎藤がダウン!そこから流れるようにギロチンチョーク

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