2022/05/05（木）UP
（最終更新：2022/05/07 10:52）

カネロ（左）とビボル（右）が5.7（日本時間8日）対戦へ (c)DAZN

　5月7日（日本時間8日）米ラスベガスにて行われる『WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチ』で無敗の王者ディミトリー・ビボル（ロシア）に、スーパーミドル級4団体統一王者のサウル“カネロ”アルバレス（メキシコ）が階級を上げ、ビボルの王座に挑む。カネロは19年11月に1度WBOのライト・ヘビー級王座を獲得しているが（その後返上）、再び階級を上げ王座を狙う。

【動画】カネロ前回のL.ヘビー級で豪快KOの瞬間！相手がばったりロープに崩れ新王者に

　カネロは9月17日にはミドル級に下げゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）と3度目の対戦を行うと報じられている。9月のゴロフキン戦へ今回勝つ前提で合意したのだろう。それについて、今回カネロと対戦する王者ビボルが中南米メディア『ESPN KNOCKOUT』で語った。

ゴロフキンは4月、村田をKOで破った

「カネロとゴロフキンが契約していようが、僕にとって重要なのは、カネロと12ラウンドを戦うこと、それで十分だ。この試合はタフな戦いになると思う。だからこそ、集中して臨む。間違いなく僕のキャリアの中で最も重要な試合だし、勝つという確固たる決意を持って臨む」と語る。
　さらに一昨年11月に一度、カネロがライト・ヘビー級に上げ11ラウンドKOで王座を獲得したことについては「コバレフはいい試合をしていたし、互角だった。しかし、彼はガス欠になり、それが彼に影響を与えた。今回は状況が異なる。準備はできている。間違いなく素晴らしい試合を見ることになるだろう。勝つ自信はある」と意気込んだ。

　ビボルは19勝（11KO）無敗で次は11度目の防衛戦。カネロは57勝(39KO)1敗2分。この1敗は13年にメイウェザーに判定0-2で敗れたときのもの。カネロはゴロフキンに1勝1分でその1勝はゴロフキンが勝っていたという声も高い。果たしてカネロは無敗のビボルに勝利しゴロフキンとの3度目の対戦につなぐことができるか。

　なおこの対戦は日本ではDAZNで5月8日朝9時より生中継される予定だ。

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