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藤あや子に聞く、”還暦ビキニ”を作ったキックボクシングと食事

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2022/05/08(日)UP

キックボクシングの練習に挑む藤あや子、キックを始めてさらに肩まわりの筋肉がついたという(左写真・提供=藤あや子)

 演歌歌手の藤あや子が4月15日に発売となった写真集『FUJI AYAKO』(講談社)で見せた還暦の黒ビキニが話題だ。4月30日、5月1日には東京、名古屋、大阪で写真集の発売記念イベントを行い、囲み取材にも応じた。
 この引き締まったボディは3年前からの酒断ちに加え、ヨガとキックボクシングで作ったと言う。
 後日、藤にキックボクシングとの出会い、そしてこのボディを手に入れた練習メニューを聞いた。

【フォト】藤あや子“黒ビキニ”姿、キックを放つ写真も

 キックボクシングを始めたきっかけは「ピラティスのインストラクターの方から勧められたんですが、女優の広瀬すずさんもレッスンしてらしたなぁ、と思い真似して始めました」という。20年3月、58歳からキックスタジオに通い始めた。元々、歌手として発声をよくするための体幹トレーニングとしてピラティスやヨガを行ってきたが、お腹の脇腹の肉も気になりはじめ、3年前から酒を断ち、お腹の肉も削った。そしてさらにキックボクシングである。

蹴りのキレも増しているという藤。ミットを持つのは元プロキックボクサーでインストラクターの山内佑太郎(藤あや子インスタグラムより)

 この写真集にある腹筋はどうやってついたのか、そのトレーニングについては「ヨガではツイスト(上半身をひねる)するポーズが良いですし、キックボクシングは連打が効きます。ジムではトレーナーの方がパンチングミットやキックミットを持ってコンビネーションや連打。自宅では、洗面台で斜め腕立て伏せを60回とシャドウボクシング(ワンツーなど)を100セットを毎日行います。自宅でヨガを1時間半行ってからスタジオに向かいます」とかなりストイックなもの。

 キックのスタジオには週1回のペースだが、シャドウは毎日という。パンチを打つときの強弱のレベルで負荷のかかり方が違ってくる。また、トレーナーで元プロキックボクサーの山内佑太郎のSNSに、藤について「今日はキックの質が激変、アドバイスを実行して下さる能力が高い」と蹴りに高い評価。蹴るとき、ただ足を上げるだけではなく、蹴り足と同じ側の腕を大きく後ろに振り、お腹をぞうきんのように絞るのがウエストのシェイプに効果的だとキックの専門家は言う。

▶︎次のページは「この肩の筋肉はどうやってついた?」藤が答える

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