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【空手】植草歩、道着の寄付活動を開始!きっかけは引退を考えたこと=今月末にモンゴルへ

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2022/07/02(土)UP

植草歩が道着をモンゴルに贈るプロジェクトを開始した

   空手の植草歩(29)がモンゴルの子供たちに空手着を送る活動を開始した。
 16年世界優勝、全日本では組手4連覇を達成した絶対女王だったが、昨年の東京五輪ではメダルに届かず、休養・引退を考えた。そして空手を指導する日体大柏高校の生徒に自身の古くなった道着も不要と考えプレゼントしていた。
 すると、その行動が世界の貧しい国への手助けになることを知った。

【フォト】五輪の道着を持つ植草、ウエイトで高重量を挙げるパワフルな足腰、このプロジェクトのポスターでハイキック

 植草は埼玉県内で行われた、ある青少年のボクシングイベントで、ボクシング関係者らがある機関を通じモンゴルにグローブを送っているということを知った。 それはモンゴルをはじめとしたスポーツ交流支援を行う(一社)日本ソーシャルスポーツアカデミーだった。植草はモンゴルの実情を知り、自分にも何かできないかと思ったという。

植草の道着寄付活動を告知するポスター

 植草は「モンゴルは貧富の差があり、マンホールチルドレンも後を立たないほど。貧しさから薬の密売などに手を染める若者もいる。そこで私にできることは何かと考えたとき、空手を始めた人、また始めたい人に無料で道着が手に入れることができればと思いました。私も空手をやってきたおかげで変な道にはいきませんでしたから」と語る。

 さらに「空手で世界、日本チャンピオンになりたい、そんな夢を見ることは当たり前に目指せる環境でした。 やりたいスポーツも選べました。 友達と遊ぶ時間もありました。 モンゴルの子供たちはそんな当たり前が当たり前ではありません。 空手を通して少しでも夢や笑顔を与えるきっかけになれたら」と語った。

 道着をプレゼントすることをきっかけに一人の人間の人生を変えるかもしれない、そんな期待も抱く。 特に必要なのは子供の道着だ。
 道着が無料でプレゼントされることで空手を始めるきっかけになる。そして空手を始めても子供は身長が早く伸び、2〜3年ごとに道着を変えないと小さくて使えなくなる。 植草は「古くなった道着や小さくて使えなくなった空手着をお持ちの方、ぜひ送って欲しいです」と訴えた。

 モンゴルの空手選手は柔道のように世界レベルではなく、競技人口も発展途上だ。しかし東京五輪に空手が採用されたこともあり、普及活動の機運が高まっている。
 押し入れに使わなくなった道着のある人は送ってみてはいかがだろうか。空手流派やポイント制、フルコンタクト、形の道着の種類は問わない。植草は7月末にモンゴルに行き道着を届ける。

 古くなった道着の送付先は7月10日まで。送付先は〒340-0014 埼玉県草加市住吉1-5-24 Elpizoビル 1.2F  一般社団法人日本ソーシャルスポーツアカデミー 歩プロジェクト宛
TEL:048-951-0405(受付時間:10:00~17:00/土日祝日を除く)
※送料は発送者(サポーター)負担。
[WEB]https://ssa-jp.net/

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