2022/08/20（土）UP
（最終更新：2022/08/20 10:06）

ブアカーオの蹴りの威力は桁違いだった。（RWSインスタより）

　8月19日（金）タイ・ラジャダムナンスタジアムにて三浦孝太（20＝BRAVE GYM）とK-1 MAX＆S-cupの世界トーナメント王者ブアカーオ・バンチャメーク（40=タイ）がキックボクシングのエキシビションマッチで対戦。勝敗はつかなかったが、３R途中でブアカーオの怒涛の連打を浴び、ヒザ蹴りも三浦の顔面に！そこでレフェリーがストップした。

【フォト】ブアカーオの怒涛の攻め、悲鳴を上げる女性ファンの姿

　三浦はタイへ入国時に空港でファンに囲まれるほどの人気ぶりだ。三浦のInstagramのフォロワー数は、現在68万人を超え、半数が東南アジアのファンという。
　それを象徴するように、リング上でブアカーオがコールされると、会場から男性が中心の大きな声援が包む。対する三浦がコールされると、女性の黄色い声が会場を包んだ。さながら日本でのジャニーズライブのようだ。

　試合は三浦は序盤からフットワークを使い、ジャブからパンチを連打、バックスピンキックも見せる。ブアカーオは圧力をかけながらも様子を見て時折見せるミドルやハイキックで三浦はバランスを崩す。ブアカーオの蹴りの威力は段違いだ。

ブアカーオの飛び膝蹴りがヒット！（RWSインスタより）

　 2Rから圧力をかけ積極的に攻めていくブアカーオ。ブアカーオの右の打ち下ろしパンチがヒットする。さらに蹴りの連打に三浦の身体が持っていかれる。三浦は終盤、押されながらも思い切ってパンチを連打すると、会場の女性ファンらは歓喜の拍手。

　3R、三浦がいきなりバックスピンキック、さらにパンチで攻める三浦だったが、ブアカーオの前蹴りで突き放されパンチ連打を浴び、足払いでコカされると会場の女性ファンからは大きな悲鳴が。さらにブアカーオは飛びヒザ蹴りを何発か放ち、三浦がバランスを崩すと、またも女性ファンから大きな悲鳴！そしてブアカーオがパンチでコーナーに詰めると、左ヒザ蹴りが三浦の顔面を襲い、アゴが上がったところでレフェリーが試合を止めた。

　試合を終えた三浦は「せっかくこうやって盛り上げて下さったのに、全然相手にならなくて申し訳ないです」と語ると多くの女性ファンが何故か「キャー」と歓声。三浦が話しているだけで嬉しいのだろう。三浦はこの多くのファンについてどう思うかと聞かれると「本当に感謝しかない。僕はまだまだ、格闘技の実力は全然無いので。このブアカーオ選手の試合をきっかけに強くなるので、自分のRIZINの試合の応援もよろしくお願いします」とメッセージを送った。

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