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東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ、王者栗原の防衛戦が「あしたのジョーメモリアル」に!その理由とは=9.22後楽園

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2022/09/10(土)UP

「あしたのジョー」メモリアルタイトルマッチが開催決定

 922日(木)東京・後楽園ホールにて、ボクシング界初となる「あしたのジョーメモリアル」の冠がついた東洋太平洋バンタム級タイトルマッチが決定。
 東洋太平洋最速の35秒KO記録を持つ同級級王者・栗原慶太(
29=一力ボクシングジム)が千葉開(29=横浜光)を迎え防衛戦に挑む。
 なぜあしたのジョーメモリアルになるのか。それは作者の出身地や物語りの舞台、矢吹ジョーの王座、そして主催の一力ジムがもう一つの丹下ジムとも言えるからだ。

【フォト】まさに令和の丹下ジム!歴史感じる一力ジムの外観、そして栗原の最速KOの動画も

「あしたのジョー」(原作・高森朝雄=梶原一騎、作画・ちばてつや)の連載50周年を迎えた2018年、東京2020オリンピックのボクシング競技が墨田区の両国国技館で行われることが決まり、作画を担当したちばてつや氏が子供の頃墨田区に住んでいたこと、また矢吹丈が作中で東洋バンタム級チャンピオンになった蔵前国技館が墨田区内にあったことなどから、墨田区は五輪ボクシングのPRにジョーを起用。
「あしたのジョー×すみだ」というプロジェクト名で各種イベントが開催され、現在、墨田区体育館ではボクシングのアマチュア大会、プロ興行が盛んに行われるようになった。

2018年には「あしたのジョー×すみだ」というプロジェクト名で各種イベントが開催された

 作中でジョーが所属する丹下拳闘クラブがある泪橋から2kmの距離にある墨田区鐘ヶ淵で「あしたのジョー」に惹かれた小林一が、丹下拳闘クラブと重ね合わせ、一力ボクシングジムを開設したのが2007年。同ジムには墨田区出身で矢吹丈が保持していた同じベルト「東洋太平洋バンタム級王座」を持つ栗原慶太(29)が所属している。その栗原が今回タイトル戦に挑む。

 この試合は、ボクシング界初の「あしたのジョーメモリアル」の冠をつけて行われることになった。「何たって、うちのジムはジョーの地元ですから」と小林会長は胸を張った。

 この興行に原作者・高森朝雄氏(梶原一騎)長男の高森城さんからコメントが寄せられた。

 高森城
「矢吹丈が泪橋を渡り段平と出会ってから50年以上の年月が経った今”あしたのジョー”という名前のもとに初めて試合が行われることに驚きと感謝を感じます。ちば先生と父(梶原一騎)が妥協のない戦いの中で生み出したジョーと力石の炎の友情。今尚その魂が引き継がれ「あしたのジョーメモリアル2022」として行われる東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ、チャンピオン栗原選手、挑戦者千葉選手両選手が最高のパフォーマンスを見せてくださりジョーの魂を次の時代へ伝えていく。そんな素晴らしい試合になることを心から祈ります。」

 なお、当日、会場では作画を担当したちばてつや氏のメッセージ動画が会場で流される。
 また、会場販売ブースでは、「あしたのジョー」のTシャツ、腕時計、スマホケースなども販売される予定だ。

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