2022/12/31（土）UP
（最終更新：2023/02/28 11:43）

平本蓮（右）と斎藤裕が決定した

　12月31日（土）に行われた『RIZIN.40』（さいたまスーパーアリーナ）で、平本蓮（剛毅會）と元RIZINフェザー級王者・斎藤裕（パラエストラ小岩）の試合が来年2023年の春先に行われることが発表された。

　第6試合の[RIZIN スタンディングバウト特別ルール]で、日本ムエタイ界の至宝・梅野源治を終了のゴングと同時に豪快にダウンさせた（勝敗は無し）平本。試合後のマイクで平本は「俺の来年の一発目の試合を今日発表したいと思います」と叫ぶと、RIZIN代表の榊原氏がリングインする。

リングに上がって観衆に手を振る斎藤

　榊原氏は「リクエストのあった選手の中で一番ごつい選手を連れてきました。上がってくれますか」と呼びかけると、なんと元RIZIN王者・斎藤裕がリングインした。
　平本が「やりましょう」と呼びかけ、榊原氏が「斎藤、いける？」と尋ねると、斎藤は「いけます」とうなずく。

　榊原氏は「この場で斎藤裕vs平本蓮を決定します。2023年4月くらいにやっちゃいます」と来年の春の対戦を予告した。

梅野を豪快にダウンさせた平本、梅野は大の字にダウン

　斎藤はマイクで「この24歳の若者に戦いで伝えられることがあると思う。僕は平本選手を認めてるんで、全力で潰しにいきます」と意気込んだ。

　最後に平本は終了のマイクで「会場に朝倉未来がいるのを見かけたんですけど、今日バファリンを忘れずに飲んでください」と煽る。するとリングサイドの朝倉は、無言で中指を平本に立てて見せた。
　
　平本がまたも強敵との対戦だ。もしも斎藤戦に勝利したなら、次こそは宿敵・朝倉未来との対決なるのか。大注目の一戦が決定した。

◆斎藤裕：修斗王者として20年8月に初参戦し、同年11月に朝倉未来との王座決定戦に勝利し王者となった。
しかし昨年10月に牛久にTKO負けし王座陥落。続く大晦日には、朝倉未来との再戦でリベンジを許した。さらに今年4月、王者・牛久に挑戦するも判定負け。3連敗の後は「ゆっくり休みながら、相談して決めていきたい」と語っており、試合から離れダメージを抜いていたと見られる。

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