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【K-1】問題のダウンが覆る、石井一成vsヨーシラーの判定結果がテクニカルドローに変更

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2023/03/18(土)UP

石井(左)vsヨーシラーの判定結果がテクニカルドローに変更となった

 3月12日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催された『K-1 WORLD GP 2023 ~K’FESTA.6~』の第6試合[K-1バンタム級/3分3R・延長1R]石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション)vsヨーシラー・チョー.ハーパヤック(タイ/Chor.Hapayak GYM)では、ヨーシラーがダウンを奪い判定勝利していたが、その判定結果がテクニカルドローに変更となった。17日に主催者が発表した。

【動画】問題の“ダウンシーン”

 石井vsヨーシラーの試合は、2Rにヨーシラーが左ストレートでダウンを奪ったシーンが、当てる直前にヨーシラーが石井の蹴りをキャッチし反則のようにも見えたが、ダウンの裁定に。判定0-3(28-29×2、27-29)でヨーシラーの勝利となった。
 解説席に座った佐藤嘉洋は、蹴り足を掴んだ可能性のあるダウンシーンについて「協議が必要ですよね」とコメントしていた。

キックを蹴る両者

 この試合後、K-1 WORLD GP実行委員会とK-1 GROUP公式審判部は映像で検証したところ、2ラウンドにヨーシラーが奪ったダウンに至る攻撃が、K-1 WORLD GP公式ルール第6条第1項11に抵触する反則と判断。
 協議の上、K-1 WORLD GP実行委員会は2ラウンド0分12秒までの攻防で再採点を求め、判定0-1(20-20×2、19-20)のテクニカルドローへと、裁定の訂正に至ったという。

 石井は17日に自身のSNSで、判定結果がドローに変更されたことを報告、「もう隙なんて与えません。強くなります!!」と綴っている。

 今回の発表の内容は以下の通り。

①2ラウンド0分12秒に、石井一成選手が喫したダウンを取り消すものとする。
②この試合は判定結果0-1テクニカルドローに裁定を訂正する。

・理由
(1)①について

 K-1 WORLD GP実行委員会は、K-1 GROUP公式審判部に対し、当該行為がK-1 WORLD GP公式ルール第6条第1項11に抵触した反則なのか見解を求め、映像での検証を行った。その結果、石井一成選手の蹴り足を掴み、その後の攻撃であるとK-1 GROUP公式審判部の見解を確認した。

(2)②について

 当該試合は、①の反則のもとで放たれた攻撃により生じた現象を、メインレフェリーがダウンと判断し、本戦の3ラウンドが終了し勝敗が決した。本来ならば、①の反則の時点で、ヨーシラー・チョー.ハーパヤック選手に対しペナルティを与え、石井一成選手のダメージ回復処置をするべきであった。よって2ラウンド0分12秒から、当該試合はK-1 WORLD GP公式ルールに則った正常な状態で進行していなかったと判断した。

 K-1 WORLD GP公式ルール第8条により試合は成立しているため、当該試合担当ジャッジに2ラウンド0分12秒までの攻防を、映像での検証にて再採点を求めたところ、三者ともに10-10のイーブンとした。当日の1ラウンドの採点と合計し、ジャッジ①箱崎:20-20/ジャッジ②伊藤:20-20/ジャッジ③梅木:19-20となった。

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