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【UFC】ブロック・レスナーが王座統一戦で逆転勝ち、秋山成勲が大激闘の末に一本負け!

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2010/07/03(土)UP

▼第8試合 ライトヘビー級 5分3R
○ステファン・ボナー(アメリカ)
TKO 2R 3分8秒 ※レフェリーストップ
●クシシュトフ・ソシンスキー(ポーランド)

 この両者は今年2月に対戦しており、ソシンスキーがTKO勝利を収めているが、これはアクシデントによるボナーの負傷だったため、今回の再戦が組まれた。

 1R、サウスポーのソシンスキーに対してパンチで前に出ていくボナー。ソシンスキーは左ミドルを返すが、ボナーはそれをキャッチしてテイクダウンを奪う。ソシンスキーはガードポジションから腕十字を狙いつつ立ち上がり、ボナーを金網に押し込んでクリンチアッパー! さらにヒザ蹴り!

 激しい打撃戦が続く。細かく構えをスイッチするソシンスキーに対してボナーがバックキック! 逆にソシンスキーはボナーのバックを取って、テイクダウンを狙いつつ左右のストレート! さらにソシンスキーはヒザ蹴りを突き上げ、ボナーを金網に詰めるとパンチの連打をまとめる。

 2R、ソシンスキーが左ストレートから右フックで前進! ボナーも下がりながらパンチを返すが、ソシンスキーの突進は止まらない。ボナーは金網際で体勢を入れ替えて左右の連打を打ち込むが、ソシンスキーもパンチを同じようにパンチを返して激しく打ち合う! ここでボナーがタックルでソシンスキーを金網に押し込んでテイクダウンを奪う。

 必死に立ち上がるソシンスキーだったが、そこにボナーが鋭いヒザ蹴り! これで前のめりに崩れるソシンスキー! ボナーがバックからパンチを落としたところでレフェリーが試合をストップ。ボナーがソシンスキーとのタフな試合を制し、リベンジを果たした。


▼第7試合 ライト級 5分3R
○ジョージ・ソティロポウロス(オーストラリア)
判定3-0
●カート・ペレグリーノ(アメリカ)

 ここまでUFC戦績5戦5勝のソティロポウロス。2月の『UFC110』ではタイトル挑戦経験もあるジョー・スティーブンソンから勝利を収め、UFCライト級において勢いに乗っている選手の一人だ。対するペレグリーノはUFC戦績は10勝3敗で、タイトル戦線に絡むためにもソティロポウロスには負けられない。

 1R、ガードを上げたクラウチングスタイルでパンチを繰り出すソティトポウロス。ジャブからストレートにまでつなげて、強烈な左ストレート! これでペレグリーノがダウン気味に倒れる。一気にバックまで回りこむソティロポウロスだったが、ペレグリーノもすぐに立ち上がる。ジャブ、ワンツー、そして右のテンカオで前に出るソティロポウロス。

 ペレグリーノは蹴り足を取ってテイクダウンを奪うが、ソティロポウロスはすぐに立ち上がる。ソティロポウロスは上体を振る完全なボクシングスタイルで右ストレート、左フック!さらに距離が詰まるとソティロポウロスは自らガードポジションに引き込んで、ラバーガードからの展開を作るが、ペレグリーノも体を起こしてパンチを落とす。

 2R、ジャブ、左フックから距離を作るソティロポウロス。ここから片足タックルに入ってテイクダウンを奪う。ソティロポウロスは上体を固めてパスガードを狙うが、ペレグリーノも足を利かせて、それを阻止しつこく。しつこくパスガードを仕掛けるソティロポウロスはハーフガードからヒジ打ち!

 金網を背にして立ち上がろうとするペレグリーノだが、ソティロポウロスはタックルでペレグリーノを金網から引き出し、そのまま立ち上がるペレグリーノのバックに回り込む。試合がスタンドに戻ると、ペレグリーノが飛びヒザばりのテンカオ! これがソティロポウロスのボディを捕える。

 3R、ジャブを突いて距離を作るソティロポウロス。そしてそこからノーモーションの左フック! これがペレグリーノの顔面を捕える。下がるペレグリーノはタックルで組み付こうとするが、ソティロポウロスは引き込み気味にガードポジションで下になる。ガードから果敢にサブミッションを仕掛けるソティロポウロスだが、ペレグリーノはそれを潰してヒジ打ち! ソティロポウロスはラバーガードからペレグリーノの上体を固める。ペレグリーノはバスター気味にそれを外して、ソティロポウロスのバックに回り込もうとするが、ソティロポウロスはタックルに切り換えて立ち上がる。

 試合がスタンドに戻るとソティロポウロスがジャブを突き、組みの攻防でペレグリーノを金網まで押し込む。そして終了直前、ペレグリーノが首相撲からのヒザ蹴り! そして右フック! これでソティロポウロスがダウン! ペレグリーノがパンチを落とそうとしたところで試合終了となった。終了間際にピンチを迎えたソティロポウロスだったが、それ以外ではペレグリーノを圧倒。判定3-0でペレグリーノを下し、UFCデビューから続く連勝記録を6とした。


▼スイングバウト(第9試合)ウェルター級 5分3R
○クリス・ライトル(アメリカ)
一本 2R 2分2秒 ※アームバー
●マット・ブラウン(アメリカ)

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