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【MA日本キック】驚異の19歳王者誕生!秋元皓貴が16戦無敗7連続KOでベルト獲得

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2012/07/15(日)UP


MA日本キックボクシング連盟/真樹ジム
「KICK GUTS 2012 第15回梶原一騎杯~真樹日佐夫追悼記念興行~」
2012年7月15日(日)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00

ヒジの連打でTKO勝ちした秋元皓貴(左)

▼メインイベント(第15試合) MA日本フェザー級王座決定戦 3分5R延長1R
○秋元皓貴(真樹ジムAICHI/MA日本フェザー級1位)
TKO 1R1分28秒 ※左ヒジによるカットでドクターストップ
●藤澤大樹(HOSOKAWAジム/MA日本スーパーフェザー級3位)
※秋元が第19代王者に

  秋元は2010K-1甲子園準優勝者であり、プロデビュー後は15戦15勝(9KO)と現在も無敗記録を更新中(さらに6連続KO)。一方、前王者・十二 林稔(HOSOKAWAジム)の王座返上を受けて、今回チャンスが回ってきた十二林と同門の藤澤はベルトを再びジムに持って帰ると意気込む。果たして新王 者になるのはどちらか。

 1R、ローを蹴り合う両者。秋元が顔面前蹴り!  秋元は左右のフックから右ストレートで藤澤は大きくのけぞる。

  秋元はここから猛スパート! ジャンピング前蹴り、左ハイキック! 追い込まれた藤澤がパンチの連打で勝負に出ると、秋元も応戦。何発か被弾した秋元だっ たが、勢いは止まらない。パンチだけでなく、ヒジ打ちもガンガン当てると藤澤が遂にダウン! 立ち上がった藤澤は右まぶたを大きくカットしており、ドク ターがすぐに試合をストップ! 秋元はコーナー最上段に上るとバック宙を披露した。

  16戦無敗という驚異的な強さでベルトを獲得した秋元は試合後、「KOは狙っていましたが、こんなに早く勝てるとは思っていませんでした」と予想外の短期 決着だったという。「歴史のあるベルトを巻けたので嬉しいです。このベルトの価値を上げるためにも、他団体のチャンピオンとやって日本一のベルトだという ことを証明したいと思います。次は10月7日のMA興行に出る予定なので、そこで森井洋介選手か駿太選手といったフェザー級のトップ選手とやりたいです ね。そこで勝っていけば、階級を上げて梅野源治選手とやりたい」と今後の抱負も語った。


左ハイを放つ渡部太基(右)。雪丸にTKO勝ちし、3連勝となった

▼セミファイナル(第14試合) WBCムエタイ日本ウェルター級王座挑戦者決定戦 3分5R
○渡部太基(藤原ジム/元WPMF日本ウェルター級王者、WPMF日本ウェルター級1位)
TKO 4R2分8秒 ※ヒジによるカットでドクターストップ
●雪丸(真樹ジムAICHI/MA日本ウェルター級2位)
※渡部が王座挑戦権を獲得

 2011年12月T-98に敗れ、WPMF日本ウェルター級王座から陥落した渡部は今年に入り、現MA日本ウェルター級王者・中澤純、WPMFランカーの啓太を破り2戦2勝2KOと復調の兆しを見せている。

  対する雪丸は、昨年7月に中澤とのMA日本ウェルター級王座決定戦で敗れて以降、3戦して2勝(2KO)1無効試合と負けなし。大和侑也(NJKF/大和ジム)が保持する王座に挑戦するのはどちらか。

 1R、両者は様子をうかがうようにローの蹴り合い。雪丸はローにミドルを混ぜていく。2R、渡部は左ローからパンチにつなぐ。左ハイをヒットさせた渡部は一気にパンチのラッシュで追撃しダウン奪取! 立ち上がる雪丸は意地を見せ何とかこのラウンドは耐えた。

 3R、攻め疲れの見える渡部が失速すると、今度は雪丸がプレッシャーをかけながら前に出る。

  ロープ際に詰めた雪丸だったが、渡部が左ハイで再びダウンを奪う。渡部はラッシュを仕掛けるも、雪丸が耐える。4R、ヒジの打ち合いの中、渡部のヒジで雪 丸が3度目のダウン! 雪丸は立ち上がるも大きく額をカットしておりドクターがストップ! TKO勝利した渡部は「10月7日に大和侑也とやらせてもらい ます。強いと思うけど、俺も強い。しっかり勝って2本目のベルトを巻きたいと思います」とアピールした。



▼第12試合 WPMF日本フライ級タイトルマッチ 3分5R延長1R
○加藤竜二(橋本道場/WBCムエタイ日本フライ級王者&WPMF日本同級王者)
KO 4R1分43秒 
●ウエンツ☆修一(スクランブル渋谷/WPMF日本フライ級1位)
※加藤が初防衛に成功

 昨年にWPMF、WBCの2本のタイトルを獲得した加藤だったが、今年に入り1月に勇児に敗れMA王座から陥落。そして3月にもタイ人選手に敗れ二連敗中。3月に勇児からTKO勝ちしている実力者ウエンツを相手に復活なるか。

 1R、加藤は左ロー、三日月蹴りと蹴り主体の攻め。ウエンツはフックからローで上下に散らす。2R、加藤は右ロー、フック。さらに飛び込みながらのパンチを当てるなど徐々にペースを上げる。余裕からか、町田の居合いパンチを真似る。

  3R、加藤の右ローに対し、ウエンツは頭から突っ込んで組み付く場面が増え、ウエンツにバッティングで注意が入る。なかなかペースを握れない加藤だった が、4Rになると左ミドルから首相撲へ。防戦一方のウエンツに対し、ヒザ蹴り、ヒジをガンガン落としたところでダウンを奪った。ウエンツはバッタリと倒 れ、加藤が見事なKO防衛。マイクを握ると、WPMF日本スーパーフライ級王者の松崎公則との対戦をアピールしていた。

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