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【巌流島】復活・田村潔司が秒殺一本勝ち、注目の60歳達人は中島に一本負け

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2015/07/18(土)UP

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巌流島・実行委員会/株式会社ひとだんらく
「巌流島 Staging tournament 公開検証2」
2015年7月18日(土)東京・両国国技館

▲ヒールホールドで一本勝ちした田村潔司(左)

▼第11試合 スーパーファイト 巌流島特別ルール 3分3R
○田村潔司(UWF/日本)
一本 1R 1分02秒 ※ヒールホールド
●ジョーイ・コピタイン(ボクシング/オランダ)

田村vsコピタインの全写真 1~41番

 田村は2008年大みそかの『Dynamite!!』で桜庭和志と対戦して以来、約6年7カ月ぶりの復帰戦。対戦相手にはピーター・アーツの愛弟子ムラッド・ボウジディ(チュニジア)が決定していたが、ボウジディの欠場でコピタインが代替出場。

 コピタインは身長185cm、体重90kgの体格を誇り、バックボーンはボクシング、柔道、キックボクシングでキック戦績は28戦21勝7敗、ボクシングは15戦10勝5敗、オランダボクシングチャンピオン2004を獲得している。

 寝技は30秒、絞め・関節技ありの特別ルールで行われた。

 1R、田村は蹴り足をキャッチして寝技に持ち込むとすかさずヒールホールドへ。一度は起き上がって防いだコビタインだったが、田村が体勢を立て直して再びヒールホールド。今度は完璧に極めて一本勝ちを奪った。

 田村はマイクを持つと、「今回対戦相手が急遽変わったんですが、(彼は)コンディションが悪い中、不安を抱えながら戦いの場所に出場したと思います。僕も45歳になり、45年間やっていて楽しいこともありましたが、苦しいことも……」と言うと言葉を詰まらせる。

「苦しいこと、悲しいこと、つらいこと、たくさんありました。今日は、試合を見ていただいてひとつでも何か感じるものを持って帰っていただきたいと思い、この場所に立ちました。またここへ戻ってくるか分かりませんが、何かを感じてもらいたくてここへ立ちました」と涙をこらえながらの挨拶。

 ファンからは田村コールが沸き起こり、温かい拍手が送られた。試合後のインタビューでは、「総合格闘技vsキックボクシングで単純に総合格闘技の僕の方が強いのは当然、と思っている人もいるでしょう。でも、30代と45歳では調整や心構えが違う。45歳の僕がどこまで出来るかチャレンジだと思って試合に臨みました」とコメント。

 また、「オープニングファイトから研究しながら見ていましたが、難しくてやりがいのある競技だと思います。この競技に通用するような選手を今後育てたい」と、巌流島の選手育成にも乗り気だった。次回の巌流島は12月に開催を予定している。

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