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【全空連】美女空手家・清水 全日本(形)3連覇、男子喜友名は不動の4連覇

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2015/12/14(月)UP

清水希容が気迫のこもった形で全日本3連覇達成

全日本空手道連盟主催
「内閣総理大臣杯 第43回全日本空手道選手権大会」
2015年12月13日(日)東京・日本武道館

▼女子形 個人戦 決勝
○清水希容(関西大学・前年度優勝)
判定 5-0
●岩本衣美里
(クリーンコーポレーション・北海道代表)

気合を発する清水

 女子形決勝は、世界チャンピオンとして絶対的な強さを見せ勝ち上がってきた清水希容(関西大学・前年度優勝)と岩本衣美里(クリーンコーポレーション・北海道代表)の戦い。

 岩本は今年1月のプレミアリーグフランスなど積極的に国際大会にエントリー、さらに北海道在住ながら沖縄の佐久本嗣男氏(ワールドゲームス 空手(形)部門7連覇 ギネスに認定  )に師事するなど、力を急速に伸ばし、初の全日本決勝進出を果たした。

静かな中にも力強さが伝わる岩本

 一方の清水は昨年世界大会で優勝、今回の全日本では3連覇を狙う。
 演じる形は岩本のアーナンに清水のチャタンヤラクーシャンクー。両者ともに最も得意な形での勝負となった。

 スピードとキレを重視し、気迫のこもった清水に対し、基本をなぞり丁寧で静かな中にも力強さを感じる岩本の形。対照的な戦いとなったが、旗の判定は5-0で清水を指示。3連覇を達成した。

優勝旗を手にする清水

 プレッシャーに対して「多くの方々が支えてくれて今があります。オリンピック(2016年8月東京五輪空手採用 正式決定)へ向けて責任を果たせて良かった」と微笑む。形では凛とした顔をしてるが普段はと聞かれ「普段はよく笑う方です」と笑顔で答えた。

 


 

喜友名が全日本4連覇を達成

 

力強く方を演じる世界王者の喜友名

▼男子形 個人戦 決勝

○喜友名諒
(きゆな・りょう:劉衛流龍鳳会・前年度優勝)
判定 5-0
●新馬場一世
(西濃運輸・実業団代表)

 昨年の世界選手権優勝、今回4連覇がかかる喜友名諒(きゆな・りょう:劉衛流龍鳳会・前年度優勝)が盤石の勝ち上がりを見せる中、片方の山からはやはり新馬場一世(西濃運輸・実業団代表)が勝ち上がる。昨年の全日本大会と同じ対戦。

喜友名のスーパーリンペイに新馬場がチャタンヤラクーシャンクーで勝負。 

新馬場はチャタンヤラクーシャンクーで勝負

 先攻は喜友名。無駄な動きを極限までそぎ落とした先にたどり着く完成された形。力強い足腰から練り上がった技と挙動が一致し、沸き起こるような力強さを感じる。

一方の新馬場は華やかな形。単純な魅力は非常に溢れる。対照的な形を打つ2人であったが、審判全員が喜友名を指示。4連覇となった。「世界チャンピオンの自信と誇りを持ちながらも、挑戦者の気持ちは忘れなかった。武道の本質から外れない形を磨いていきたい」と語った。

★ 全日本選手権 組手の部 試合結果はこちら
植草歩初優勝・荒賀龍太郎連覇

全日本空手道選手権大会
試合結果
形の部(男子)

優勝 喜友名 諒(前年度優勝)
2位 新馬場 一世(実業団)
3位 杉野 拓海(北信越地区)
3位 久保 弘樹(近畿地区)
5位 林田 至史(学生連盟)
5位 金城 新(九州地区)
5位 中嶋 俊文(全空連推薦)
5位 年代 海里(東海地区)

形の部(女子)

優勝 清水 希容(前年度優勝)
2位 岩本 衣美里(北海道地区)
3位 大野 ひかる(九州地区)
3位 矢野 彩(実業団)
5位 森岡 実久(全空連推薦)
5位 宇海 水稀(高体連)
5位 岩佐 希(中国地区)
5位 中村 智枝子(全空連推薦)

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植草歩初優勝・荒賀龍太郎連覇

youtube動画 清水希容 形 チャンヤラ・クーシャンクー(空手ジャーナル

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