【蹴拳】梅野源治、元ラジャダムナン3階級王者に圧勝
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ドーナッ（右）に右ミドルを見舞う陣内（左）
▼第16試合 トリプルメインイベント第1試合 日タイ国際戦 蹴拳ムエタイ バンタム級 2分5R
◯陣内まどか（エスジム/J-GIRLSバンタム級王者、WPMF日本女子バンタム級王者）
判定2－0 ※49－49、49－48、49－48
●ドーナッ・ショーグン ジム（タイ/ムエタイウボンスタジアムフライ級1位、元ムエタイサイアムスタジアムフライ級2位）
※この試合の速報動画（3R〜5R）はこちら
昨年12月にWMC世界女子バンタム級王者クワンチャイ・ソータワンルン（タイ）と対戦して判定負けを喫した陣内が復帰戦。タイではムエタイ姉妹で有名だという姉のドーナッと対戦した。
1R、陣内が右ミドルを蹴るとすぐに組み付くドーナッ。2R、ドーナッは右ミドル、陣内も右ミドルをすぐに返し、組まれても足を絡ませるなどし、相手にヒザ蹴りを打たせない。
「対戦相手が首相撲の強い選手だというので首相撲対策をしっかりしてきた」と戦前に語っていた通り、その適応力の高さをうかがわせる動きを見せた。5Rには、陣内が右ストレートをヒットさせ蹴り数を増やし、組まれてもヒザを打たせない。陣内が判定2－0で勝利し、タイ人に初勝利した。
アトム（左）をコーナーに追い込み、ラッシュを仕掛ける矢島（右）
▼第15試合 5セミファイナル第5試合 蹴拳ムエタイ初代フライ級王者決定戦 3分5R
◯矢島直弥（はまっこムエタイジム/WPMF日本フライ級王者）
TKO 5R2分55秒
●アトム手塚（遊撃クラブ/元日本フライ級3位）
※矢島が初代王者に
※この試合の速報動画（ノーカット）はこちら
1R序盤からバチバチの打ち合いを展開する両者。矢島がストレートでダウンを奪うと、テンカオでも2度目のダウンを奪う。さらにヒジ、パンチの乱れ打ちでアトムを追い込む。2R、右ミドルでペースをつかむ矢島に、アトムは左ストレートをヒットさせ反撃。矢島はムキになってパンチ連打を見舞うがアトムは倒れない。
3Rも、矢島がアトムをコーナーに追い込み連打。アトムが左ストレートを矢島に当てると、矢島は「もっと打ってこい」とばかりにノーガードで挑発するなど余裕の試合運び。
5Rに、アトムをコーナーに追い込みパンチ連打で2度のダウンを奪ったところでレフェリーがストップ。
3月に獲得したWPMF日本タイトルに続いて2本目のベルトを獲得した矢島は「軽量級で一番強いところをアピールしたい」といい、RIZIN出場をアピールした。
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