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【新日本キック】ISKA世界王者・志朗、強豪バカイペットを完全KO

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2017/01/08(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

強豪タイ人から共にKO勝利の麗也(左)と志朗(右)。昨年8月に不慮の事故死を遂げた親友のMMAファイター・秋葉尉頼の写真を手にした。

新日本キックボクシング協会
「WINNERS2017 1st」
2017年1月8日(日)東京・後楽園ホール

右ストレートで強豪バカイペット(左)をKOした志朗(右)

▼第10試合 メインイベント テレビ埼玉杯WINNERS TAKE ALL MATCH 日タイ国際戦 56kg契約 3分5R
◯志朗(治政館/ISKA世界ムエタイバンタム級王者)
KO 5R3分10秒 
●バカイペット・ニッテイサムイ(タイ/ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級6位、元BBTVバンタム級王者)

 昨年1月のISKA世界ムエタイバンタム級王者決定戦でダニエル・マッグウォーンを判定で下し王座を獲得した志朗。今回の相手バカイペットはタイの7ch、BBTVのムエタイ中継で王者に君臨し、ムエタイバンタム級戦線で四天王のひとりとして知られる強豪だ。サウスポーから繰り出す、破壊力のあるミドルキックで数々の勝利を飾り、昨年1月に初来日。日本バンタム級王者・瀧澤博人を左ミドルで圧倒し、5RにTKO勝ちした。なお、この試合は1ファイトマネー150万総取りマッチとして行われた。

 1R、ロー、ミドルと右の蹴り主体の攻めを見せる志朗に、バカイペットは強烈な左ミドル、左ロー。2R、バカイペットの左ミドルに突き飛ばされる志朗だが、徐々にパンチをヒットし始め、バカイペットの顔がのけ反る。

 3R、左ミドルを交ぜつつバカイペットは積極的に首相撲を仕掛けていくが、志朗はパンチ、ヒジを当てペースを握らせない。

 4R、左ミドルから首相撲を仕掛けるバカイペットは志朗をガッチリロックし、ヒザを当てる。5Rも完全に首相撲の攻撃にチェンジしたバカイペットの前に、劣勢を強いられる志朗だったが、組んできたところに右ストレートをヒットさせるとバカイペットは5R終了間際に前のめりに倒れダウン! バカイペットは完全に伸びてしまい、志朗が劇的なKO勝ちを収めた。 


元ルンピニーランカーのグッサコンノーイ(左)を右ローでKOした麗也(右)

▼第13試合 メインイベント テレビ埼玉杯新春スペシャルマッチ 54kg契約 3分5R
○麗也(治政館/元日本フライ級王者)
KO 3R1分35秒
●グッサコンノーイ・ラチャノン(タイ/元ルンピニースタジアム認定スーパーフライ級2位)

 現在6連勝と絶好調の麗也が、過去最強の難敵グッサコンノーイを迎え撃った。元ルンピニーランカーのグッサコンノーイは184戦108勝(20KO)58敗18分の戦績を持つ25歳。麗也は昨年8月に不慮の事故死を遂げた親友のMMAファイター・秋葉尉頼の写真を手に入場。キックパンツには「尉頼」の文字が入っている。

 1Rから闘争心むき出しのグッサコンノーイは強打のパンチでガンガン前に出る。麗也は左ジャブを突きながら右ローにつなぐ。

 2R、麗也は右ローを効かせるが、それでもグッサコンノーイは前に出て圧力を強める。麗也は右ローを当て、左ジャブ、右ハイと次々に攻撃を当てペースを握る。

 3R、麗也の右ローの前に、動きの止まったグッサコンノーイ。中盤に右ローをもらったグッサコンノーイは苦痛の表情を見せながら倒れ立ち上がることが出来ず。麗也がKO勝ちで大トリを締めた。

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