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【ラウェイ】WPMF王者KOUMA、プロレスラー奥田啓介、高橋奈七永が奮闘

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2017/02/16(木)UP

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一般財団法人ILFJ/ファーストオンステージ
「バガン遺跡群震災復興支援 Lethwei in Japan 2~LEGACY~」
 2017年02月16日(木)東京・後楽園ホール

激闘を繰り広げたKOUMA(左)とザー(右)。バンテージを巻いた拳は血に染まった

▼第6試合 54kg契約 3分5R・インターバル2分 判定なし
△ヤー・ザー(ミャンマー)
ドロー ※時間切れ
△KOUMA(ムエタイ/WSRフェアテックス荒川/WPMF日本スーパーバンタム級王者) 

 15勝7敗8分のラウェイ戦績を持つ18歳のザーに挑むのは、ムエタイのWPMF日本スーパーバンタム級王者KOUMA。KOUMAは12勝(6KO)1敗の戦績を誇る和製ムエタイ戦士で、現在5連続KO勝ちと勢いに乗っている。強打が武器だが、ストリートファイトで鳴らした過去があり、持ち前の気の強さで地上最も過激な格闘技での勝利を狙う。

 1R、いきなり仕掛けるKOUMAがザーをコーナーに追い込みパンチ連打を見舞う。ザーは積極的に首相撲を仕掛けヒザ蹴り連打。KOUMAはパンチ勝負もザーに組まれてヒザ・ヒジ連打を浴びせられ、KOUMAもヒジを返す。

 2R、KOUMAは大振りのパンチで前に出るもののザーはダックキングでかわしてヒットを許さない。KOUMAは左ストレートを当てるものの、ザーのパンチを受けて流血で顔が真っ赤に染まる。

 3R、KOUMAのパンチを避けては組み付くザーが首相撲からヒザ。頭突きもこつこつくらうKOUMAの流血はひどくなる一方で、ドクターチェックが入る。4Rにはザーのヒジが何度もKOUMAの顔面を襲うが、KOUMAは気持ちを折らすことなく最後まで右ストレートを振るい、倒す気満々。お互いに決定打がなく、大将戦はドローとなった。


長身から強烈なヒザ蹴りを突き刺したレダック(左)

▼第5試合 80.7kg契約 3分5R・インターバル2分 判定なし
◯デーブ・レダック(カナダ/ミャンマーラウェイ無差別級王者)
KO 2R2分32秒
●ポー・ケー(ミャンマー)

 レダックはカナダ人ながらミャンマーラウェイ無差別級王者に君臨する選手。ラウェイの最強戦士トゥントゥンミンを昨年12月に破るなどし、戦績はムエタイの試合も含めて38勝11敗2分。対戦相手のケーはラウェイ戦績13勝12敗20分。

 1R、サイドキックをケーにぶち込むレダック。前蹴り、長いリーチを活かした打撃をヒットさせケーを入らせない。レダックが回転ヒジをクリーンヒットさせダウンを奪う。

 ここでケーのセコンドからタイム投入。再開後、ケーが距離を詰めると、レダックは組んでのヒザを顔面にぶち込み2度目のダウン追加。右ストレートもヒットさせるレダックがダウンを追加される。

 2R、打ち合いになるとケーは倒れこむ場面が目立ち始める。首相撲から左ヒジ、そして組んでからのヒザでそれぞれレダックがダウンを奪ったところでケーは立ち上がることが出来ず、レダックの圧勝に終わった。


強烈な右ミドルを叩き込むトゥエ(右)

▼第4試合 70kg契約 3分5R・インターバル2分 判定なし
◯ピャン・トゥエ(ミャンマー)
KO 1R1分33秒 ※右ストレート
●山崎泰幸(空手/FSA拳真館 日本総本部)

 トゥエはラウェイ戦績28勝無敗9分と負け知らずの強豪。対する山崎はFSA拳真館の羽山威行館長からマンツーマンの直接指導を受け、『2016拳真祭』ではグローブルール(ボクシンググローブ着用)とケイオスルール(面と胴プロテクターを着けパンチンググローブ着用)の両方で優勝している。

 1R、ローで前に出る山崎に、トゥエは右ミドル、そしてカウンターの左ストレートをクリーンヒットさせダウンを奪う。山崎はパンチで反撃に出るが、トゥエはなぎ倒すような左右フックをお見舞いし、山崎は2度目のダウン。ここで山崎のセコンドからタイムが入る(ダウンを喫したり著しく劣勢の場合はセコンドが「タイム」を使用して選手を休ませることが出来る)。再開されるも、トゥエが右ストレートを見舞うと、山崎は倒れ込み試合終了。 トゥエの圧勝となった。

●次ページ:プロレスラーの奥田啓介&高橋奈七永が激闘!

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