【ボクシング】亀田和毅が世界前哨戦で完勝
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1R、サウスポーのモラレスは定石通りに右へ回り込みながら左ストレートを伸ばす。亀田はジャブで圧力をかけながら右ストレートで対抗。亀田はジャブを顔面とボディに打ち分ける。
2R、ジャブで圧力をかけながら左右のボディを打つ亀田。右ストレートが顔面を捉える場面も。モラレスも左右のボディを使い始める。
3R、ストレートの打ち合いで亀田が右のクリーンヒットを奪う。さらに右ボディストレートもいいタイミングでモラレスに突き刺さった。モラレスは右のパンチを巧みに使いながら左ストレートを伸ばしてくる。
4R、モラレスのパンチをかわして的確に右ボディを打つ亀田。ロープ際に追い詰めての左ボディブローもヒット。終盤、右で連続ヒットを奪った亀田は右腕をクルクルと回してアピールしながら右強打を放ち、優勢を印象付けた。
5R、モラレスの左ストレートを被弾する場面もあったが、それ以上に亀田の左右ボディブローが何発もクリーンヒット。モラレスが身体を丸めたところへは右アッパーを突き上げる。終盤には右ストレートを2発連続ヒット。
6R、亀田は何度もカモンゼスチャーを見せる。アッパーの打ち合いになるが、亀田が右ストレート、右ボディブロー、右フックと圧倒する場面も。
7R、亀田の左ボディブローで明らかにモラレスの動きが鈍る。体勢を低くして身体を丸めるモラレスには左右フック、そして左右ボディが次々と決まる。右腕を大きく回してアピールする亀田。
8R、モラレスがコンビネーションで手数を出してくるが、亀田はしつこく左右のボディ攻め。左ストレートをもらってもすぐに右ストレートを打ち返す。
9R、接近戦でのボディとアッパーの打ち合いがあり、終盤には亀田が左右フックの連続ヒットを奪う。
10R、モラレスはリーチを生かしたパンチを飛ばしてくるが、亀田が左ボディブローと左右フックをヒットさせていく。最後は両者フルスイングの打ち合いとなり、試合終了。
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