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【クンルンファイト】ジョムトーンが強烈ローでT-98をTKO葬=世界トーナメント予選

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2017/07/20(木)UP

パンチで押し込む健太(右)

▼第13試合 67kg契約 3分3R
○健太(30=E.S.G./WBCムエタイ日本ウェルター級王者)
TKO 2R 1分50秒
●ジア・アオチー(24=中国)

 健太は70戦近いキャリアを持ち、長くNJKFのエース格として君臨。現在保持しているWBCムエタイ日本ウェルター級王座を含めてこれまで4本のベルトを獲得。佐藤嘉洋や城戸康裕など日本を代表するファイターたちからも勝利を収めている。また、筋肉美に人一倍のこだわりがあり、勝利した後のマッスルポージングは名物として定着している。

 対するアオチーは16勝(3KO)4敗の戦績を収めており、クンルン・ファイト注目選手の一人だという。

 1R、前に出てプレッシャーをかける健太だが、アオチーが鋭いワンツーをもらい、一瞬動きが止まる。アオチーは回転の速いパンチの連打で仕掛けてくるが、健太はガードを上げながら前進すると、パンチからインロー&ミドルにつなげる攻めを見せる。

 2R、アオチーはパンチからヒザ蹴り、さらには鋭い左ハイを放つが、健太はスウェー(顔面への攻撃に対し、上体を後ろへ反らしてかわす防御法)でかわしながらパンチを返す。

 手数で攻めるアオチーに対し、徐々に押し始めた健太。アオチーをロープ際へと追い込むと、フェイントから右フックでアゴを完璧に打ち抜き、ダウンを奪う。

 アオチーはふらふらと立ち上がるが、ファイティングポーズをとることができず、レフェリーが試合を止めた。健太が右フック一発でTKO勝ち。試合後には勝利のマッスルポージングで魅せた。


 

T-98(右)の右ストレートは何度も相手の顔面をとらえた

▼第9試合 70kg世界トーナメント予選 1回戦 3分3R
○T-98(32=たくや/クロスポイント吉祥寺/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者)
TKO 2R 2分32秒
●コン・リンフェン(24=中国)

 T-98の1回戦の相手となるリンフェンは、クンルン・ファイトの看板選手の一人で、32勝(12KO)12敗の戦績を収めている。

 1R、リンフェンは序盤からローと顔面・ボディへのパンチを打ち分けながら、手数と勢いのある攻め。T-98はガードを高く保ちつつ、接近戦では首相撲からのヒザ蹴り、離れてはローからの右ストレートを返す。終盤にはカウンターの右ストレートをヒットさせて、リンフェンを一瞬ぐらつかせる。

 2R開始早々、リンフェンがパンチラッシュから強烈なローにつなげる攻めで仕掛ける。T-98はローブローを受けて一瞬離れただが、すぐに打ち合う距離まで戻ると、リンフェンが前に出てきたところへ、パンチ&ローのコンビネーションからカウンターの右ストレートをヒット。リンフェンがダウンする。 

 試合が再開されると、T-98は右ロー&ミドル、リンフェンがパンチを返して来たところへ鋭い右ストレートを何度もヒットさせる。リンフェンは飛びヒザ蹴りを放つが、またもT-98の右ストレートを浴びて後方へ吹っ飛ぶ。

 ダウンは取られないが、リンフェンはダメージの色が濃く、ゆっくりと立ち上がる。T-98はすぐにパンチをまとめてコーナーへと追い込むと、右ストレートでダウンを追加。リンフェンは何とか立ち上がったが、レフェリーが続行不可能と判断して試合を止めた。

 T-98が盤石のTKO勝ち。次はベスト16入りを懸けて、ジョムトーンと対戦することになった。

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