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【新日本キック】江幡睦、MAXムエタイ王者を撃破

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2018/07/08(日)UP

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新日本キックボクシング協会
「MAGNUM 47」
2018年7月8日(日)東京・後楽園ホール

強烈な右ボディブローを当てる江幡(右)だが、驚異的な打たれ強さのペットヤソー(左)は倒れない

▼第12試合 メインイベント 54kg契約 3分5R
○江幡 睦 (27=伊原道場本部/WKBA世界バンタム級王者)
判定3-0 ※50-45、50-46、50-47
●ペットヤソー・ダープランサーラカム(23=タイ/MAX MUAYTHAI55kg級王者、元ルンピニースタジアム認定フライ級9位)

 江幡は弟の塁と共に軽量級とは思えないズバ抜けた攻撃力を誇り、兄弟で“打倒ムエタイ”を掲げ、タイ二大殿堂スタジアムの1つ、ラジャダムナンスタジアムのタイトルを狙っている。今年5月にはタイ・ラジャダムナンスタジアムに乗り込み、同スタジアムの新鋭選手と激戦の末に引き分けの結果に終わったが、現在10連勝中。

 今回の相手ペットヤソーは元ルンピニーランカー。2015年には元WPMF世界フライ級王者・福田海斗と対戦経験があり(福田が判定勝ち)、現在はタイで人気のビッグマッチ『MAX MUAYTHAI(マックス・ムエタイ)』の55kg級タイトルを保持する。戦績は69戦54勝(8KO)14敗1分。

 1Rから江幡は強烈な左右ロー、左ミドルと次々と攻撃を当てていき、ペットヤソーは徐々に弱々しい表情になり短期決着かと思われる展開に。主導権を握る江幡は2Rに左ミドル連打、左ボディブローをめり込ませるも、ペットヤソーは一切ひるむことなく前進しヒザ、ヒジを返していく。

 3Rも江幡は右ローを当てるものの、打たれ強いペットヤソーは難なく前進し続け、組んではヒザ、ヒジ。フル稼働の攻撃力を当てても倒れないペットヤソーの前に、江幡は疲れを見せ始めた。

 4R、ペットヤソーは近距離でヒジを狙うなど危ない場面もあったが、江幡は寸前で交わす。5R、江幡は一気にラッシュを仕掛け、ロープ際にペットヤソーを追い込んで左右ボディブロー連打、ワンツーを放って行くがペットヤソーは倒れない。江幡が大差を付けて判定勝ちしたが、倒し切れなかったことで笑顔はなく、恒例のマイクアピールをすることなくリングを降りた。


右ストレートでダウンを奪い、判定勝ちした勝次(右)

▼第11試合 62kg契約 3分3R
○勝次(31=藤本ジム/日本ライト級王者)
判定3-0 ※30-28、29-27、30―28
●ペットシラー・ポー.パタラ(29=タイ/MAX MUAYTHAI60kg王者)

 KNOCK OUTを主戦場にしている勝次が昨年4月以来、約1年3カ月ぶりにホームリング復帰。KNOCK OUTでは初代ライト級王座決定トーナメントに出場し、不可思、前口太尊といった日本のトップファイターと倒し倒されの試合内容で名勝負を生み出してきた。今回の相手ペットシラーは75戦55勝(5KO)18敗2分の戦績を持つMAX MUAYTHAI王者。

 1R、ミドル、前蹴りで距離を取るペットシラーに、勝次はジャブから右ミドルにつなぎ様子見の展開。

 2R、ペットシラーの左ミドルの蹴り終わりに、勝次は右ストレートを当てる。さらに距離を詰める勝次は右ストレートでダウンを奪う。打ち合いの中でヒジを交ぜるペットシラーは左ミドルをテンポよく当てるのに対し、勝次は距離を詰めて右ストレートで最後までKO狙い。勝次が判定勝ちした。

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