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【ナイスミドル】キック元日本王者、還暦の再デビュー戦で奮闘

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2018/08/14(火)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

1R、ロープに追い詰めるHIDE(右)に冷静に反撃する飛鳥(左)

NICE MIDDLE実行委員会
「NICE MIDDLE 40」
2018年8月12日(日)東京・新宿FACE

▼ファイナル(第19試合)ライト級 2分2R
“元MA日本ライト級チャンピオン”
●飛鳥信也(60歳/目黒ジム/身辺警護人)
判定0-3 ※19-20、18-20、18-20
“ナイスミドル初代ライト級チャンピオン”
○HIDEJIN(48歳/新興ムエタイジム/冷凍車製造)

 今年10周年を迎え、この日で40回目という記念すべき日を迎えた35歳以上の中高年世代を対象にしたキックボクシングイベント『NICE MIDDLE(ナイスミドル)』。

1R、HIDE(左)の前蹴りが飛鳥(右)にヒット

 ファイナルマッチの前には、ナイスミドルに出場している選手たちに迫るドキュメンタリー映画『NICEMIDDLE!(仮)』(KAPPA Films 池田剛監督作品 2020年公開予定)の製作開始が発表された。

 今回は、薬剤師、介護サービス業、タンクローリー運転手、BARオーナー、システマエンジニア、タレントエージェント、海上自衛官、ラーメン店主、身辺警護人など、さまざまな職業の中年ファイター38名が熱い戦いを見せ、ファイナルでは前日に還暦を迎えたばかりの元MA日本キックボクシング連盟ライト級王者・飛鳥信也が“赤いちゃんちゃんこ”ならぬ“赤いヘッドギア”を着け、1978年8月12日のプロデビュー戦からちょうど40年後のキックボクシング再デビュー戦に挑んだ。

 飛鳥は1988年1月に第5代MA日本キックボクシング連盟ライト級王者となり、1989年4月の新日本プロレス東京ドーム大会では、あの“赤い怪鳥”として一世を風靡したベニー・ユキーデとも対戦している。

 今年7月、タイ・パタヤで行われた「第1回世界大学ムエタイ選手権」の日本チーム代表監督を務めた飛鳥は、40歳近く年下の現役学生を相手に練習し、この日を迎えた。

2R、ヒザ蹴りで仕掛けるHIDE(左)に飛鳥(右)が右ストレートで反撃

 1R、積極的に左ジャブを突く飛鳥。HIDEは前蹴りから右ローを返していくが飛鳥はすべてカット。HIDEの左ミドルをスウェーでかわし右ローを返すなど往年のテクニシャンぶりを見せる飛鳥。HIDEの右ストレートがヒット、続いてフェイントの右ミドルからの右ストレートが続けてヒット。

 2R、HIDEが序盤から前に出てプレッシャーをかけながらヒザ蹴りで攻める。飛鳥は右ストレートを返す。1分過ぎ、HIDEの右ストレートがヒット。飛鳥も返していくがHIDEの長いリーチに阻まれる。終了間際にHIDEの右ストレートがまたもやヒットし、判定3-0でHIDEが勝利。

 筑波大学大学院でスポーツマネージメントを学ぶ飛鳥は試合後「楽しかった。今日は残りの人生の大いなる分岐点になりました。キックボクシングが生涯スポーツたり得ることを今後も証明し続けたい」とコメントした。


▼第18試合 フェザー級
“強面の闘うラーメン屋”
●長友亮二(54歳/チームS.N.R/ラーメン店主)
判定0-3 ※三者とも18-20
“三島の横乗りキックボクサー”
○バビー・B・雅幸(42歳/T-KIX GYM/医薬品製造業)

▼第17試合 ライト級
“IT業界の鉄馬乗り”
●しんのすけ(58歳/藤本ジム/IT会社会長)
判定0-3 ※19-20、19-20、18-20
“闘うビルメン社長”
○星川 晶(47歳/TGY/ビルメンテナンス)

▼第16試合 フェザー級
“掟破りの海上自衛官”
△川向寿和(49歳/獅衛館/海上自衛官)
判定1-0 ※20-19(川向)、20-20、20-20
“ブルース・リー直撃世代!”
△田中 聡(55歳/Bring it on パラエストラAKK/不動産賃貸業)

▼第15試合 ミドル級
“クールな男”
○CREW輝造(47歳/キックボクシングサークル住吉/研磨業)
判定2-0 ※20-20、20-19、20-19
“香港からの出張中ファイター”
●コモドドラゴン中尾(47歳/xBattle Hong Kong/教育関連)

▼第14試合 ミドル級
“篠崎の闘う配達員”
●中條 実(39歳/D-BLAZE/運送業)
判定0-2 ※20-20、19-20、19-20
“目白のFashionista”
○越田“Matchy”智(44歳/クレインジム/外国人タレントエージェント)

▼第13試合 ライト級
“富士の裾野のキジムナー”
●むぅちゃんぷる~(57歳/HEAT/システムエンジニア)
判定0-3 ※三者とも19-20
“永遠の15才”
○レイチャ親方(47歳/MKBチームヒデジン/建築業)

▼第12試合 フェザー級
“麦酒大好き和製サムエー”
○大津鉄二(39歳/西日暮里ストライキング/BARマネージャー)
判定3-0 ※20-19、20-18、20-18
“復活のサムライベビーフェイス”
●ぼく かいちょー(37歳/中島道場/ジム会長)

▼11試合 ウェルター級
“板橋から来た小さいオッサン”
●橋迫弘樹(47歳/CORE王子豊島/清掃車ドライバー)
KO 1R 1分40秒
“反骨の住宅診断士”
○瀧澤雄一郎(40歳/MsKick/ハウスメーカー)

▼第10試合 ウェルター級
“町田のアル中ベジタリアン”
○藤原三郎(41歳=MMA空手道場鷹/BARオーナー)
判定3-0 ※20-19、20-19、20-18
“南河内の小ぶりなチャモロ”
●林 和紀(39歳/OZジム/移動販売車販売業)

▼第9試合 フェザー級
“篠崎のKOダイナマイト”
○吉田岳央(35歳/D-BLAZE/動物医療機器販売業)
判定3-0 ※20-19、20-18、20-18
“愛論ストライカー”
●安田和幸(36歳/中島道場/リネン業)

▼第8試合 バンタム級
“キカイダー☆MASU”
●増田真一(51歳/ゴールデングローブ/内装業)
判定0-3 ※三者とも18-20
“野良犬に憧れる小型犬”
○ウラサワタカシ(40歳/Funny-G/IT業)

▼第7試合 ミドル級
“ギリ戦える下町のリーマン”
○阿部周吾(40歳/金曜會/包装資材販売業)
判定3-0 ※20-19、20-19、20-18
“拳で語る住宅診断士”
●仙波昌敏(45歳/MsKick/ハウスメーカー)

▼第6試合 ウェルター級
“富士山道場の剛腕”
△田代恵悟(45歳/和術慧舟會富士山道場/電気工事業)
判定1-0 ※20-19(田代)、19-19、19-19
“十勝のさすらいM&Aマン”
△ラップー(62歳/クレインジム/M&A)

▼第5試合 52kg契約
“三ノ輪橋の小兵戦士”
●カズ☆ゴールデングローブ(47歳/ゴールデングローブ/機械メーカー営業)
判定0-3 ※三者とも19-20
“極めて普通の格闘家”
○Nori No Lie Suzuki(45歳/OZジム/エンジニア)

▼第4試合 ミドル級
“タイが大好きな下町の貿易商”
○ナオマサ・ルトタナモンコンスック(44歳/D-BLAZE/インターネット販売業)
判定3-0 ※20-19、20-18、20-18
“浜の九州男児”
●桑野三郎(55歳/TGY/防水工事業)

▼第3試合 L・ヘビー級
“大井町の戦う健康美容サロン社長”
●すぎやまかつのり(43歳/伊原道場/健康美容業)
判定0-3 ※19-20、18-20、18-20
“行くぜ!ピリオドの向こうへ”
○しょーいちろー(43歳/クレインジム/設備業)

▼第2試合 ライト級
“大阪 堺のハーレーの宣教師”
○滝本隆弘(47歳/NJKF健心塾/ハーレー販売業)
判定3-0 ※三者とも20-19
“厚木の闘うドライバー”
●ローリー3号(45歳/中島道場/タンクローリー運転手)

▼第1試合 ライト級
“超天然型★脳たりん男”
○梅﨑大樹(43歳/MMA空手道場鷹/介護サービス業)
KO 1R 24秒
“一皮剥けたい中年薬剤師”
●大森利昭(37歳/K-1ジム・ウルフ/薬剤師)

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