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【NKB】村田裕俊が2年半ぶりの勝利、ミドル級トーナメントに郷野聡寛が散る

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2019/04/14(日)UP

日本キックボクシング連盟/NKB実行委員会
「出陣シリーズ vol.2」
2019年4月13日(土)東京・後楽園ホール

小原(奥)の左肘が西村のアゴを捉えて一撃KO

▼第12試合 セミファイナル PRIMA GOLD杯 ミドル級トーナメントAブロック1 3分3R
〇小原 俊之(33=キングムエ/J-NETWORKミドル級3位)
KO 1R 0分23秒
●西村 清吾(40=TEAM-KOK/NKBミドル級王者)

PRIMA GOLD杯ミドル級トーナメントの優勝候補と目されたNKBミドル級王者西村が登場。

 1R開始直後は左ミドルでプレッシャーをかけ前に出たが、小原をロープに詰めたところで左肘のカウンターがクリーンヒットして西村がダウン。すぐに立ち上がったものの、足取りからダメージが大きいことは明らか。西村はカウントギリギリまでファイティングポーズを取らず、ダメージが大きいと判断したレフリーが試合を止めた。王者西村のまさかの敗退と23秒のKO劇に会場のどよめきが止まらす。小原は6月15日(土)、郷野を破った清水 武と準決勝を争う。


五分五分の中、今野(右)がダウンを奪う

▼第11試合 PRIMA GOLD杯 ミドル級トーナメントBブロック2 3分3R
○今野 顕彰(市原ジム/新日本キックボクシング協会日本ミドル級1位)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-28
●井原 浩之(Studio-K/MAミドル級前王者)

1R、井原が右ロー、ミドルで攻め、今野がパンチで応戦。左ボディをよく当てていたが、井原の右ローを嫌がるそぶりを見せる。2R、劣勢気味だった今野が組んでからの右肘で井原の額をカット。ドクターチェックが入る。再開直後に前に出た井原に今野が右フックをカウンターで当ててダウンを奪取。ここから流れは今野に傾く。3R、井原がプレッシャーをかけ前に出るが、中盤以降今野はポイントアウトの構え。そのまま逃げ切り、今野が判定をものにした。

6月15日(土)、今野は田村と準決勝での対戦が決定した。


大月(左)の拳が野村を追い詰める

▼第10試合 63kg契約 3分3R
○大月 晴明(マスクマンズ/第3代Krush-60kg級王者/元全日本ライト級王者)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-27
●野村 怜央(TEAM-KOK/NKBライト級4位)

第3代Krush-60kg級王者で、昨年はKNOCK OUTやシュートボクシングにも参戦した45歳の豪腕大月が4年ぶりにNKBのリングに戻ってきた。
1R、大月がガードを下げた構えから、左フック、左ボディを何度も野村に叩き込む。野村は足を使い距離を取りたがるが、大月の右ローで徐々に足が鈍くなる。

2R、豪腕大月の攻勢は止まらないが、野村の右ローから右ストレートのコンビネーションがクリーンヒットし、会場が沸く。手数を止めない野村だが、ヒットしても大月の左ボディで寸断され、追撃につながらない。

3R、野村の手数が出なくなるが、大月の手数は止まらない。何度も右フックをもらうが、野村は最後までダウンを拒否したまま試合終了。大月の驚異的なスタミナと同時に、野村の根性が光った試合となった。

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