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【空道】令和最初の北斗旗で、その名も安富北斗が王者に、目黒は-230クラスでV5

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2019/05/21(火)UP

安富北斗が投げから決め突きでポイントを奪う

全日本空道連盟
「2019北斗旗空道全日本体力別選手権」
2019年5月12日(日)愛知県武道館

▼‐250クラス決勝戦
〇安富北斗(大道塾総本部)
延長旗判定4-1 ※安富にポイント1(投げ→キメ突き)、玉木にポイント1(左フック)あり
●玉木直哉(大道塾横浜北支部)

安富の投げ

  空道とはフルコンタクト空手に源流を持ち、スーパーセーフを着用しての打撃、投げ、グラップリングが認められる総合武道。体力別とは体重だけではなく、身長をプラスにした方が体力別に区切る上でで公平という考え方から、身長+体重別で区切り競技を行なっている。

 ‐250クラスでは、北海道・札幌で小学生時代に空道を始めた安富が21歳にして突き・蹴り・投げ・寝技と全局面的な攻撃力の高さをみせ、全日本制覇した。

 空道の全日本選手権は1981年のスタート時以来、北斗旗というブランドネームが冠されているので、安富の名前が北斗ということは、親が大道塾関係者なのかと思いきや、そうではないとのこと。なんたる奇遇……いや、むしろ、空道を極める星の許に生まれてきたのかもしれない。

玉木は日本拳法出身者ならではの直突きを決める

 決勝では両者互角の展開で延長でも安富が投から決め突きでポイント1を決めたが、パンチのキレをみせる玉木に効果を奪われるなど、経験の差か、ディフェンス面で脆さもみせた。
 とはいえ勝利した安富、今春より上京し、大道塾総本部の寮生となっており、卒寮までの2年間でどれだけ成長を遂げるか。今回の優勝で今後も更に期待される。


目黒が大きく投げ、キメてポイントを奪う

▼-230クラス決勝戦
〇目黒雄太(大道塾長岡支部)
延長 効果2 優勢勝ち ※目黒に2ポイント(投げからのキメ、ニーインベリーでのキメ)あり
×小芝裕也(大道塾関西宗支部)

目黒は投げのみならず打撃も好調で危なげなく勝ち上がった

 1回戦シード、2回戦、3回戦、準決勝とすべての試合で効果以上のポイントを挙げて勝ち上がった目黒が、決勝でも、無差別全日本ベスト8の実績を誇る小芝を寄せつけず。効果2つを奪い、-230クラス全日本V5を達成した。
 過去、空道全日本選手権の連続優勝記録は、小川英樹のV7だが、これは-230でV5を達成した後、-240でV2を達成したものなので、目黒が来年も-230クラスで優勝すれば、同一階級での連続優勝としては、新記録となる。

▶︎次ページは―240クラス、-260クラス、260+クラス、女子クラスの各決勝ほか

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