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【K-1 KRUSH】卜部功也、兄との熱戦以来のKO負けも「すぐに試合したい」

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2019/07/22(月)UP

意気込みを語った木村

 8月24日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)にて行われる「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN」に、K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(25=K-1ジム五反田チームキングス)の参戦が発表された。

 木村は破壊力抜群のパンチを武器に、戦績は29勝(20KO)9敗1分の戦績を持つ。昨年8月に塚越仁志をKOし、自身にとってタイトルを奪取。11月のK-1でジョーダン・ピケオーにKO負けを喫したが、今年3月には和島大海、5月には近藤魁成、そして6月のK-1にはクルーズ・ブリックスをいずれもKOで沈めて3連勝を飾っている。

 意気込みを求められた木村は「大阪大会、凄く盛り上がることになると思うのですけど、僕が大阪大会に出ることでスパイスになればなと思います。今回もしっかりド派手なKOを見せるので皆さん応援よろしくお願いします」と高らかにアピールした。


藤村(左)が移籍しての初戦で勝利を掴んだ

▼第6試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・中堅戦 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
◯藤村大輔(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定3-0  ※三者とも29-28
●ドン・ウェンフェイ(中国/項城浩爽武校/CFP)

 藤村は、K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメントにも出場したBigbangスーパー・ウェルター級王者の山崎陽一から2度勝利を奪っている。現在4連勝中と絶好調だったが今年の3月に神保に敗れて今回が再起戦。所属をKRESTに移籍して初のリングとなる。対するウェンフェイは、武林風のハードパンチャーとしてKRUSHのリングに殴りこみだ。

 1R、開始早々からウェンフェイが、荒々しく左右のフックで襲いかかっていくと、藤村は冷静にブロックして、軽いフックから左ボディと攻撃を散らして、終盤に連続で右ローを返す。

 2R、藤村が左ジャブを連発してウェンフェイを牽制、右ストレートをヒットさせる。ウェンフェイは下がらずに前進して、返しの左フックから右ローで応戦する。中盤以降はお互い左右のフックを交錯させて会場を沸かせ、藤村が右の打ち下ろしをヒットさせると、ウェンフェイも右のフックを返すという一進一退の攻防に。

  3R、セコンドからの指示で藤村が前に出て打ち合いに持ち込むと、ウェンフェイもそれに呼応するように前進。中盤以降は近距離での打ち合いを展開し、藤村が渾身の右ストレートをクリーンヒットさせるとウェンフェイがバランスを崩して倒れてダウン。立ち上がったウェンフェイの力は衰えておらず、強引にパンチを振るっていくが、藤村も負けじと押し返して右ストレートをヒット。3Rにダウンを奪った藤村が判定勝利して対抗戦をイーブンとした。


チュンユー(右)が激戦を制した

▼第5試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・五将戦 K-1 KRUSH FIGHTウェルター級 3分3R延長1R
●加藤虎於奈(日本/TEAM TOP ZEROS)
判定3-0  ※三者とも30-28
◯ジャン・チュンユー(中国/盛利人合ファイトクラブ/CFP)

 加藤は現在K-1グループで波に乗っているレオナ・ペタスの実弟。長い手足と長身から繰り出される蹴り技が持ち味だ。前回はスタミナ面に、不安が残ったため走り込みなどで強化してきたという。今大会で、尊敬している卜部功也と共に出場できることに大きな喜びを感じており、前日会見で卜部に「頑張りましょう」と語っていた。

 対するチュンユーは、64戦と豊富なプロキャリアを持ち、ブアカーオなどのK-1MAXで活躍したトップファイターとも対戦経験のある強豪ファイター。2014年WPMF世界王者の肩書を持つ。

 1R、滑らかにスイッチしながら左ミドルを放っていく加藤に対して、チュンユーは豪快な右ローを放つがこれは空を切る。中盤、両者のパンチが交錯したがクリーンヒットは見られない。

 2Rになるとチュンユーが、左右のローを連発して強引に左右のフックを振るっていく。加藤は近づくと組み付き、冷静に左ミドルやテンカオを返していく。終盤に加藤の左フックがヒットするとチュンユーは右ストレートを当て返す。ここまでは互角の展開だ。

 3R、チュンユーが前に出て豪快な左フックをヒットさせると、加藤は左ミドルやローで応戦すると会場が沸く。チュンユーが声を上げながら、気合いで加藤をコーナーに追い詰めて左右のフックをまとめていくと、加藤はスタミナ切れなのか口が開くようになりスピードが落ちる。チュンユーはさらにパンチで襲いかかり、加藤がバランスを崩したところでレフェリーがダウンを宣告。カウントが数えられ加藤はファイティングポーズを取ったところで終了のゴング。3Rに差が付きチュンユーが判定勝利した。

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