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【K-1 KRUSH】玖村将史が復活の王座防衛、林勇汰の挑戦を退ける

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2019/11/16(土)UP

緊張感あるエキシビションマッチを披露した安保(左)と野杁(右)

▼スペシャルエキシビションマッチ
安保瑠輝也(team ALL-WIN)
エキシビションマッチなので勝敗なし
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

 12月28日に開催されるK-1名古屋大会へ出場することが決まっている安保、野杁によるスーパー・ライト級の新旧王者によるエキシビション。安保は野杁について「高校生の時に出稽古に行かせていただき、人生で一番ボコボコにされたのが野杁君。それ以降会うのも恐怖でした」と語り、一方の野杁は昔から交流のある安保との久しぶりの手合わせを楽しみにしているようだ。

 会場が静まるほどの緊張感で向かい合う両者。安保がコンビネーションから得意の二段蹴りを見舞えば、野杁は距離を詰めて鋭いボディから顔面へのパンチ、ハイキックと打ち分けて会場を沸かせる。

 エキシビションを終えマイクを持った野杁は「試合とはまた違った緊張感があって。瑠輝也は本気で来ると思ってたし、試合で全然緊張しないんですけど緊張しました」と、エキシビジョンの心境を吐露。幼い頃の安保を知り、共に練習した経緯もある野杁は「ここまで活躍する選手だと思わなくて。ヒョロヒョロで弱かった」と当時を振り返りながらも「現チャンピオンが瑠輝也で、昔から知ってる選手が僕の後のベルトを巻いてくれて嬉しかったです」と、安保のタイトル獲得を祝福。

 一方の安保は開口一番に「強い(笑)、化け物です」と苦笑い。「出稽古させてもらって自分の格闘技史上一番、3日間歩けないくらいボコボコにされて、今日は野杁君の怖さの殻を壊そうと持ったけど強いです」と、今回のエキシビジョンへかけた思いを語った。野杁はハッサン・トイ戦、安保はゲーオ・ウィラサクレックを挑戦者に迎えた防衛戦を控え、ファンへ会場での応援を呼びかけた。


海斗(右)がフックの連打で秒殺KO勝利

▼第7試合 K-1 KRUSH FIGHTウェルター級 3分3R 延長1R
○海斗(ポゴナ・クラブジム)
KO 1R48秒
●大泉翔(昇龍會)

 1R、海斗は開始早々にハイキックから距離を詰めてフックの連打でダウンを奪う。立ち上がった大泉だったが足元に力が入らないかダメージを感じさせる。

 試合が再開されるとフックの連打から立て続けに2度のダウンを奪った海斗が元ボクサーの大泉を相手にパンチで打ち勝った。

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