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【グラチャン】元DEEP王者・桜井隆多が逆転一本勝ち、GRAND王座獲得

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2019/12/22(日)UP

GRACHAN実行委員会/GLADIATOR実行委員会
「GRACHAN 42×GLADIATOR 011」
2019年12月22日(日)東京・大田区産業プラザPIO

腕十字で逆転の一本勝ちを収めた桜井(右)

▼第14試合 メインイベント3 GRANDウェルター級タイトルマッチ 5分3R延長1R
〇桜井隆多(R-BLOOD/第2代DEEPミドル級王者/挑戦者)
一本 2R2分56秒 ※腕ひしぎ十字固め
●ルクク・ダリ(TRI・H・STUDIO/初代GRANDウェルター級王者)
※桜井が第2代王者に、ダリは初防衛に失敗

 GRACHANとGLADIATORが共同で新設したタイトル「GRAND」の王座を保持するダリが桜井を挑戦者に迎えての初防衛戦。ダリは昨年7月に元パンクラス王者・レッツ豪太とGRAND王座を争い、判定勝利で王座を獲得した。破壊力抜群のパンチを武器にMMAで7連勝していたが、今年7月のGLADIATORで元UFCファイターのウィル・チョープに一本負けを喫し、今回再起戦となる。

 対する桜井はDEEPを中心に活躍してきたベテランMMAファイター。2004年にDEEPミドル級王座を奪取し、以後何度もDEEPのメインイベントを飾り、毎回激闘を繰り広げて盛り上げてきたことから“ミスターDEEP”と名付けられた。今年3月にはGRACHANに初参戦し、判定勝利している。

 1R、慎重に打撃を交錯する両者。ダリは左ジャブを起点に強打を振るい連打を見舞うも、桜井はヘッドスリップ、身をかがめて回避していく。手数の目立つダリが優勢を印象付ける。

 2Rも巧みなディフェンスでダリの強打のクリーンヒットを許さない桜井だが、ダリの連打を許してしまい鼻血を出す。徐々にダリの勢いに飲みこまれた桜井は連打を食らってしまった。

 劣勢の桜井は組み付いてグラウンドの展開に持ち込むもののガードポジションの体勢へ。上からダリはパウンドをお見舞いし仕留めにかかったところ、下の桜井は腕十字を仕掛ける。耐えるダリの腕を強引に伸ばした桜井が腕十字を極め一本勝ち。逆転勝利の結末に会場から拍手と歓声が沸き起こった。


パウンド連打でTKO勝ちした山本(左)

▼第13試合 メインイベント2 GRACHANライト級タイトルマッチ 5分3R
〇山本琢也(パラエストラ千葉/第2代GRACHANライト級王者)
TKO 2R4分34秒 ※レフェリーストップ
●植田豊(リバーサルジム新宿Me,We/挑戦者)
※山本が初防衛に成功

 昨年9月に岸本泰昭とのGRACHANライト級王座決定戦を制し、新王者に輝いた山本が初防衛戦。対する植田はDEEPを主戦場にしていたが戦線離脱。5年4カ月ぶりに今年1月のブレンゾリンク・バットムント戦で復帰すると、前戦となった6月の復帰2戦目で飯田健夫から一本勝ちを収めた。

 1R、山本が右ストレートでダウンを奪うとパウンド連打。耐える植田はバックに付いてチョークを狙う。凌いだ山本はパウンド連打で反撃。

 2R、打撃勝負の植田は右ミドル。強引に倒した山本はパウンドで追撃も、上田は上を取り返してパウンドを返す。バックチョークも仕掛けて山本を追い込む。

 スタンドに戻ると、植田のハイキックをもらいながらも突進して押し倒した山本は、パウンド連打。これで成す術なく植田は防戦一方となり、レフェリーがストップ。山本がTKO勝ちし初防衛に成功した。敗れた植田は自力で立ち上がれず担架で運ばれるダメージを負った。

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