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【RISE】紅絹がダウン応酬の激闘を制して初防衛、伊藤紗弥が衝撃のKO負け

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2020/02/11(火)UP

紅絹は大きな左フックをよく当て平岡のぺースを崩す

RISEクリエーション
『RISE GIRLS POWER 2』
2020年2月11日(火・祝)東京・新宿FACE

▼メインイベント RISE QUEENアトム級(−46kg)契約 3分5R無制限延長R
○紅絹(NEXT LEVEL渋谷/RISE QUEENアトム級王者/王者)
判定3-0 ※48-47、47-46、47-46
●平岡 琴(TRY HARD GYM/挑戦者)
※紅絹が初防衛

平岡が後ろ回し蹴りでダウンを奪う激闘も紅絹が競り勝ち初防衛

 紅絹はキャリア50戦を超える大ベテラン。昨年7月、那須川梨々を破りアトム級王座を獲得。今回が初防衛戦となる。挑戦者の平岡は極真会館(松井章奎館長)『全日本女子ウェイト制大会』(2014年)で軽量級優勝の実績を持ち、現在3連勝中。平岡がプロデビュー前からの旧知の仲という二人。平岡がかつて指導も受けたという紅絹を超えるか、紅絹が女王の貫禄を見せるか。

 1R、平岡が細かいスイッチを見せながらパンチ、ローでプレッシャー。紅絹は足を使い左ローを放ちながら平岡を中心にリングを回る。平岡がプレッシャーを強め強い右ミドル。ロープにつめて左ハイキックで紅絹に襲い掛かる。

 2R、一転して紅絹がプレッシャーをかけ左ロー。平岡の打ち終わり、入り際に合わせる左フックが当たり、平岡が下がり出す。平岡は紅絹の接近に右前蹴り、右ストレートで懐への侵入阻止を狙うが、紅絹がフットワークの出入りとタイミングのいいカウンターでペースをつかみ始める。

5Rに紅絹の右フックで平岡がダウンし振り出しに戻す

 3R、平岡の入り際に合わせた紅絹の左フックが直撃し、平岡がロープ際まで後退。カウンターで合わせる紅絹の左フックがよく当たり平岡が下がる展開が続く。しかし紅絹の左ストレートに合わせた起死回生の後ろ回し蹴りがカウンターで紅絹の右横顔に直撃し、逆転のダウンを奪取。しかし立ち上がった紅絹はダメージの色は見せず、手数を増やし平岡に迫る。

 4R、ダメージの名残は見えない紅絹は、このラウンドも平岡の入り際に何度も左フックをヒット。自ら前進し前手の右フック、離れ際に左ミドルと攻め手を増やす。平岡も右ミドル、右ストレートをヒットさせるが、有効打は紅絹が勝る。

 5R、打ち合いの中で平岡の入り際に合わせた紅絹の右フックがヒットし平岡が転倒すると、レフェリーはこれをダウンと宣告。このダウンを機に両者の打ち合いはさらに激しさを増し、紅絹は左フック・左ミドル、平岡は右ストレート・右ミドルを応酬。最後まで両者激しい打ち合いを見せるまま試合は終了。一進一退の攻防の結果は、紅絹が全ジャッジ1ポイント差の勝利を引き寄せ、初防衛に成功した。

王座を防衛した紅絹は「これからも熱い試合を」と若手の挑戦を受け入れていく構えを見せた

 勝利のリングでマイクを握った紅絹は「ぶっちゃけ私のダウン、ラッキーぽかったでしょ?でもこれが王者ってことですかね。でも平岡選手のアレ(後ろ回し蹴り)、全然見えなかった」と平岡の後ろ回し蹴りを賞賛した。

 試合内容を振り返ると「前回のRISE GIRLS POWER、いろいろ反省した点があったんですけど、いろいろ出した結果がダウンもらうこれなんですけど、私の中ではこっちの試合の方が納得しているので、これからもっと熱い試合をどんどんしたいと思います」と激戦を約束。そして活躍を見せる若手に向け「46kgどんどん狙ってください。蹴りでダウンもらうのがバレたと思うので、どんどん対策してください」と発破をかけ、新たなる挑戦者を求める王者の顔を見せた。

▶次ページは寺山 vs KOKOZの王者対決、”ムエタイ才女”伊藤紗弥 vs Ayaka

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