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【DEEP KICK】拳剛が内藤凌太からベルト奪取、百花がV2成功、聖愛は高校生チャンピオンに

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2020/02/09(日)UP

DEEP☆KICK実行委員会
『DEEP☆KICK 42』
2020年2月9日(日)大阪・東成区民センター

▼トリプルメインイベント3 DEEP☆KICK-55kgタイトルマッチ 3分3R
●内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/王者)
判定0-2 ※29-30、29-29、29-30
○拳剛(誠剛館/1位・挑戦者)
※拳剛が-55kg第5代王者に

 昨年1月に同級王座決定戦を争った内藤と拳剛が、今回は王者と挑戦者としてタイトルマッチに臨む。

前蹴りを放つ拳剛

 ジムを移籍して心機一転の王者・内藤は、昨年10月にシュートボクシングで竹野元稀にKO負けを喫し今回が再起戦。対する拳剛は、挑戦者決定トーナメント2試合を磐石の強さで勝ち上がり、内藤へのリベンジマッチとして王座を狙う。

 1R、体格に勝る拳剛が遠い距離からミドルキック。内藤も懐に入り右ストレートを返す。互いを知り尽くした2人は、初回ラウンドから距離の潰し合いで一進一退の攻防を繰り広げる。

 2R、拳剛がリーチ差を活かして離れた距離からストレートを当てると、内藤がグラつく場面も。それでも内藤は前に出てローキックから右ストレートで反撃する。2R終了時の判定は三者ともに20-19と拳剛がリード。

 3R、雄叫びを上げてコーナーから出てくる内藤。拳剛は左拳を前に伸ばし懐を深く構える。内藤のミドルキックで中に入れない拳剛、内藤は大きな右フックで一発逆転を狙うが拳剛はしっかりブロック。最後まで手を緩めず攻撃し続ける内藤だが拳剛は反撃を許さずヒザ蹴りからローキックで応戦、両コーナーの大応援団の声援の中、試合終了のゴングが鳴らされた。

拳剛が第5代王座に輝いた

 結果は、判定2-0で拳剛が内藤を下し、DEEP☆KICK-55kg 第5代王座に輝いた。

 拳剛は勝利後のマイクで「前回のDEEP☆KICKの王座決定トーナメントから2年、王座決定戦から1年と、このベルトを巻くのに長い時間がかかりましたが、夢が叶いました。これからはこのベルトの価値を上げていく戦いをします」と力強く語った。


▼トリプルメインイベント2 DEEP☆KICK-70kgタイトルマッチ 3分3R
△籔中謙佑(KUMA GYM/暫定王者)
判定1-0 ※29-28、29-29、29-29
△慎太郎(teamBonds/1位・挑戦者)
※籔中がドロー防衛に成功、暫定から正規王者に

膝を繰り出す籔中

 -70kg暫定王者の藪中が“暫定”の二文字を外すためにタイトルマッチを熱望、挑戦者決定戦で抜群の強さを見せた慎太郎とのタイトルマッチが実現した。

 1R、慎太郎が上下に打ち分ける。藪中もヒザ蹴りを返していく。

 2R、お互いパンチ主体で五分の状況が続くが、中盤過ぎから慎太郎が前に出て藪中の顔面にパンチを当て始め、藪中はやや下がり気味になる。途中経過はジャッジ2人が20-19で慎太郎を支持、ジャッジ1人が19-19。

藪中が“暫定”から正規王座を獲得

 3R、このまま逃げ切ればタイトル奪取の慎太郎だが、ベルトを意識してか手数が極端に減ってくる。それとは正反対に藪中は得意のパンチ連打で牙を剥く。コーナーに詰められた慎太郎はクリンチで逃げるも、藪中がプッシュしてストレートをヒット、仰け反る慎太郎に追い討ちのローキックを当てる。慎太郎はフックで反撃も、空を切り藪中のカウンターをもらう。

 3Rに盛り返した藪中がドローまでポイントを取り戻し防衛に成功、“暫定”が消え正規王座に就いた。しかし、藪中は「情けない試合をしてしまって王者失格です」と渋い表情でリングを降りた。


▼トリプルメインイベント1 DEEP☆KICK-60kg王座決定戦 3分3R 延長1R
○谷岡祐樹(パラエストラ加古川/1位)
TKO 2R 2分15秒 ※レフェリーストップ
●篤椰 (team Bonds/2位)
※谷岡が-60kg第7代王者に

容赦なくパンチを繰り出す谷岡

 当初は-60kg前王者・中村寛への挑戦権をかけて、谷岡祐樹(パラエストラ加古川)と篤椰(teamBomds)が挑戦者決定戦を行う予定であったが、中村のベルト返上に伴い王座決定戦に変更された。

 1R、攻撃の口火を切ったのは篤椰、ローキックから早いパンチで谷岡を下がらせる。谷岡も鋭い右ストレートで応戦する。谷岡のハイキックが篤椰の頭上をかすめる。篤椰は顎を引いてアッパーからの右ストレートを放ち、緊張感ある一進一退の攻防が続く。

第7代王者に返り咲いた谷岡

 2Rも先に仕掛けたのは篤椰。パンチで襲いかかる篤椰に、タイミングを合わせた谷岡が前に出てワンツースリーと顔面に打ち込み、篤椰はダウンを奪われる。その後も谷岡の容赦ないパンチ攻撃に篤椰は防戦一方となり、谷岡のパンチラッシュに篤椰は崩れ落ち、衝撃のTKO勝利で谷岡が-60kg 第7代王者に返り咲いた。

 再びベルトを巻いた谷岡は、マイクでDEEP☆KICK王者としてRISEへの参戦を熱望した。

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