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【イノベーション】高校2年の花岡竜が押川大也に圧勝、僅か5戦目で王座獲得、団体別王者対決は畠山が橋本をKOで下す

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2020/08/24(月)UP

押川(左)にバックスピンキックを見舞う花岡(右)

JAPAN KICKBOXING INNOVATION
『Join Forces-16』
2020年8月23日(日)東京・新宿FACE

【第2部】

▼第5試合 INNOVATIONフライ級王座認定試合 3分5R延長1R
〇花岡 竜(橋本道場/同級3位)
判定3-0 ※50-46、50-45、50-46
●押川大也(ウォーワンチャイプロモーション)
※花岡が新王者に

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

 当初はINNOVATIONフライ級王座決定戦としてRISING力と花岡が対戦する予定だったが、RISING力の欠場により、押川が代役で出場することになった。押川は現在高校1年生。アマチュアで100戦以上経験し国内タイトルを総ナメに。中学2年生からタイ・ラジャダムナンスタジアムの試合に出場し、ラジャでは4勝(2KO)無敗の戦績を持つ。対する花岡は高校2年生でアマチュア時代には28冠王に輝き、プロ戦績は4戦4勝(2KO)。なお、花岡が勝利した場合のみ同級王者が認定される。

 1Rゴングと同時に花岡はバックスピンキック。距離を取る花岡は左右のミドルをテンポよく当て、押川の蹴り足をキャッチしては何度もこかしていく。

 2R、接近戦を仕掛けたい押川に、花岡はボディ打ちから右フックのコンビネーションで追い込む。

 3Rには、花岡が左ハイを集中打。首相撲を仕掛けて挽回を狙う押川だが、ここでも花岡が組みの強さを発揮、こかしを多用して優勢を印象付ける。ここまでは30-28、30-27×2でジャッジ三者とも花岡を支持する。

 4R、組みにいく押川に、花岡は前蹴り、バックスピンと距離を取る戦いでペースを譲らない。

 5Rも蹴りを的確に当てる花岡は押川のヒジを被弾する場面もあったが、しっかりパンチ、ミドルで返しリードを許さない。花岡は自分の攻撃を当てる展開を最後まで譲らず大差を付けて判定勝ち。

 僅か5戦目でベストを巻いた花岡は「コロナで大変な時期に応援ありがとうございます。初のタイトルマッチで緊張して動きが悪かったのですが、いつも橋本師範にミットを持っていただいたことで勝つことができました。押川選手も強くて気持ちで前に出てこられました。これからもチャンピオンとして頑張っていくので応援よろしくお願いします」とアピールした。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

▶︎次ページは畠山vs橋本「NJKFvsINNOVATION」の王者対決

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