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【Krush】加藤虎於奈が兄レオナ・ペタスと兄弟王者に、山際からダウン奪い快勝

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2021/01/23(土)UP

パンチでダウンを奪った加藤(右)が判定勝ちでタイトルを奪取した

Krush実行委員会
『Krush.121』
2021年1月23日(土)東京・後楽園ホール

▼メインイベント(第7試合) Krushウェルター級タイトルマッチ 3分3R延長1R
●山際和希(谷山ジム/Krushウェルター級王者)
判定0‐3 ※26‐30、27‐30、26‐30
〇加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/挑戦者)
※山際が初防衛に失敗、加藤が第8代王者に

 昨年8月の第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントでは加藤vs松岡力の一回戦が予定されていたが、二人とも欠場。代打として参戦した山際が、決勝戦で対戦した近藤魁成の手首負傷によるTKO勝利で王座を勝ち獲った。

 挑戦者の加藤は、11月のKrushで松岡力と対戦。加藤が2度のダウンを奪って試合を有利に進めたものの、松岡がKrushでは反則となる相手の頭部を掴んでからのヒザ蹴りを出してしまい、それを受けた加藤が試合続行不可能へ。加藤が反則勝ちという形で勝利を収めた。

 1R、右のカーフキック、左インローをこつこつ当てる加藤に対し、山際は右ミドル。カーフが効いてきたか、バランスを崩す山際に対し、加藤が右ストレートを当てるなどで優勢を印象付ける。

 2Rも右カーフをこつこつと決める加藤は、山際の左ミドルにカウンターの右ストレートを合わせてぐらつかせていく。山際は左ミドルだけでなく、パンチにもつないでいくが劣勢を打開できない。

 3R、山際の前進には前蹴りを合わせて距離を獲る加藤が攻撃を当ててていく。後半、左の前蹴りから左の飛び膝蹴りで山際をコーナーに追い込んでラッシュを仕掛けた加藤が左フックでのけぞらせ、再び左フックを入れダウンを奪う。立ち上がる山際はフラフラになりながらも加藤の追撃を耐えて終了のゴング。

 判定勝ちした加藤は涙を見せながら「去年の年末にお兄ちゃん(=Krushスーパー・フェザー級王者レオナ・ペタス)とスパーをして肩を脱臼して不安な日々が続いていました。それでも“俺はできる”と自分に言い聞かせてここまで来れました。

 ずっと育ててくれたお父さん、もう亡くなったのですがお母さんにベルトの姿を見せられたのはめちゃくちゃ嬉しいです。兄弟でチャンピオンというのは(Krushで)初めてなんですが、これからはK-1でも兄弟でチャンピオンを目指していくので応援よろしくお願いします」とあいさつ。

 続けて「前回変な勝ち方をしたので、もう一回松岡選手とタイトルマッチでやりたいです。今日はチャンピオンの余韻に浸って、それからは女の子のために頑張ります」とアピール。試合後はレオナと共に記念撮影に応じ笑顔を見せた。

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